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「やり残した仕事がある」エンジェルスが球団売却の中止を発表。今季FAの大谷翔平の動向にも関心が集まる

THE DIGEST編集部

2023.01.24

球団売却の中止を発表したエンジェルス。大谷翔平は今季FAでチームを去るのだろうか。(C)Getty Images

 現地時間1月23日、大谷翔平が所属するロサンゼルス・エンジェルスは、アート・モレノオーナーが球団売却するための調査を終了し、2023年以降も所有権を継続すると発表した。

 MLB公式によると、モレノオーナーは球団を通じてこう声明を出したという。

「我々にはやり残したビジネスがあり、チームの将来やファンにとってプラスの影響を与えられると感じている。このオフシーズン、チームの総年俸が新記録となることを約束していて、今でもワールドシリーズ優勝をファンに届けるという目標を達成したいと考えている。エンジェルスの次なる章にわくわくしている」
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 昨年8月にエンジェルスは、球団売却に関する手続きを開始。これまでにNBAのゴールデンステイト・ウォリアーズのオーナーを務めるジョー・レイコブ氏などが買収に興味を示していた。話し合いが進むなかで、モレノオーナーは、チームを手放す準備ができていないと判断したようだ。
 
「エンジェルスに強い関心を示してくれた多くの優秀な人たちと会うことができた。しかし、議論が進み、具体化し始めるにつれて、我々の心はエンジェルスに残っており、ファンや選手、そして従業員と別れる準備ができていないと気付いた」

 また、2023年シーズン終了後にフリーエージェント(FA)となる大谷。この球団売却中止の発表を受け、SNSでは日本の偉才の動向にも高い関心が集まっており、「オオタニはFAで出ていくのだろうか」「おそらくエンジェルスを去るだろう」「電撃トレードもあるかもしれない」といったコメントが寄せられている。

構成●THE DIGEST編集部

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