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侍ジャパン

「僕らは日本を負かす」“韓国の名手”キム・ハソンがWBCへ決意!1次ラウンド敗退の屈辱を味わった前回大会の「教訓」を語る

THE DIGEST編集部

2023.01.28

パドレスの遊撃手としてMLBのGG賞にもノミネートされた韓国代表のキム。日本にとって厄介な相手であることは間違いない。(C)Getty Images

パドレスの遊撃手としてMLBのGG賞にもノミネートされた韓国代表のキム。日本にとって厄介な相手であることは間違いない。(C)Getty Images

 因縁の対決へ向け、韓国代表の名手も改めて意気込みを示している。

 去る1月26日、第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の日本代表を率いる栗山英樹監督は、先行発表されていた大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)、ダルビッシュ有(サンディエゴ・パドレス)ら代表メンバー12名に加え、吉田正尚(ボストン・レッドソックス)など、新たな顔ぶれとなる18名の名前を読み上げた。

 これで全30名が出揃った侍ジャパン。多くのタレントを擁し、優勝候補にも挙げられるその陣容が、ライバル国にとっても脅威なのは間違いないだろう。とりわけ、1次ラウンドで同じプールBに入る韓国からの視線は熱い。韓国メディア『The Korea Times』によると、現地27日、同国代表のキム・ハソン(パドレス)が、仁川国際空港で報道陣の質問に応じた。

 2021年からパドレスでプレーし、遊撃部門のゴールドグラブ賞最終候補にも残った屈指の守備力、さらに勝負所での巧打を期待されているキム・ハソン。今回が2度目のWBC出場となるが、1次ラウンド敗退に終わった前回大会については、「当時は、本当に何も知らなかった」と振り返っており、「今はベテランの一人として責任を感じている」と現在の心境を明かしている。
 
 徐々にムードが高まりつつある同大会のなかでも、やはり重要なマッチアップとして見据えたのは、3月10日に東京ドームで予定されている日韓戦だ。「WBCのような短いトーナメントでは、何でも起こり得る」と冷静に続けると、「僕らは日本を負かすためにベストを尽くす」と力強くコメント。早くも注目の一戦へ向けて、やる気がみなぎっているようだ。

 野球ファンが心待ちにする日韓対決。はたして、その行方はどうなるのだろうか。熱いパフォーマンスに期待したい。

構成●THE DIGEST編集部

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