いよいよ来月8日に開幕が迫っているワールド・ベースボール・クラシック(WBC)。6年ぶりの開催に向けては、各国代表が続々とメンバーを発表。大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)やダルビッシュ有(サンディエゴ・パドレス)らの参戦が決まっている日本代表を中心に、実力派の参戦が話題となっている。
一方で参加が見込まれていた大物選手たちの辞退者も、ここにきて目立ち始めている。
現地時間2月6日には、先月13日にミネソタ・ツインズと6年2億ドル(約258億2000万円)の再契約を締結したカルロス・コレアが、出場を見送る方針であると報じられた。FA(フリーエージェント)となった今オフに2球団の身体検査をパスできなかった28歳のカリスマ遊撃手だが、辞退の理由は3月11日に第2子を出産予定の妻ダニエラさんに付き添うためであり、健康面の問題は一切関係ないという。
また、ドミニカ共和国代表の先発ローテーションの一角を担うと期待されたフランバー・バルデス(ヒューストン・アストロズ)も出場辞退を表明。昨季にキャリアハイとなる201.1イニングを投げた右腕は、米放送局『FOX Sports』などの取材に「正直に言うと準備は整っていない。肩を休めないといけないと思う」と吐露している。
今大会でトップクラスの投手力を誇るとみられていたドミニカ共和国だが、今年に入ってからルイス・カスティーヨ(シアトル・マリナーズ)、ルイス・セベリーノ(ニューヨーク・ヤンキース)、フレディ・ペラルタ(ブリュワーズ)が欠場を表明。当初の予想から一転して、先発候補の少なさが課題として懸念されている。
さらにイタリア代表ではトレイ・マンシーニ(シカゴ・カブス)とジョーダン・ロマノ(トロント・ブルージェイズ)が出場を辞退。オランダ代表では今オフにボストン・レッドソックス入りをした通算391セーブの名守護神ケンリー・ジャンセンが1次ラウンドの欠場を表明。実力者が新シーズンに向けた調整を優先する方針を取り始めている。
理由はさまざまだが、大会を彩ると期待された大物の辞退が相次いでいる。ライバルの状況は日本代表の大会制覇にもかかわるだけに、引き続き注視する必要がありそうだ。
構成●THE DIGEST編集部
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今大会でトップクラスの投手力を誇るとみられていたドミニカ共和国だが、今年に入ってからルイス・カスティーヨ(シアトル・マリナーズ)、ルイス・セベリーノ(ニューヨーク・ヤンキース)、フレディ・ペラルタ(ブリュワーズ)が欠場を表明。当初の予想から一転して、先発候補の少なさが課題として懸念されている。
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理由はさまざまだが、大会を彩ると期待された大物の辞退が相次いでいる。ライバルの状況は日本代表の大会制覇にもかかわるだけに、引き続き注視する必要がありそうだ。
構成●THE DIGEST編集部
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