日本人投手4人目の大役が任された。
大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)が現地3月30日に敵地で行なわれるオークランド・アスレティックスとの開幕戦で2年連続の開幕投手を務めることが正式に決まった。指揮を執るフィル・ネビン監督が明らかにした。
昨季の大谷はメジャー自己最多の15勝(9敗)、防御率2.33、166イニングとメジャーで初めて規定投球回に到達し、リーグ3位の219奪三振をマークした。現地2月16日の練習前にネビン監督が大谷本人に通達したという。
日本人投手で2年連続開幕投手となれば、野茂英雄(2003、04年)、田中将大(2015年から3年連続)、ダルビッシュ有(2021、22年)に次いで史上4人目。二刀流に、また新たな勲章が刻まれた。
大谷の2年連続開幕投手ニュースは現地メディアでも話題になっており、米スポーツ専門局『ESPN』は「エンジェルスは、ショウヘイ・オオタニが来年も所属しているかどうか見当がつかないようだが、これだけは分かっている。オオタニは開幕戦に先発する」と伝えた。
ネビン監督は同局に「無理せず、できるだけ多く投げてもらいたい」と語り「彼が投げる準備ができた日は、彼が投げるように予定を組むつもりだ」と先発ローテーションの柱として、今季もフル回転してもらいたいと絶大な信頼を寄せている。
同局はネビン監督の発言から「オオタニの先発はすべてではないにせよ、5日間のローテーションで今季は登板するのではないか」と見解を立てている。大谷自身も中5日のローテについては「昨年は何度か5日間休んで投げたが、数字はかなり良かったと思う」と記者団に振り返っている。
加えて「長い目で見てシーズンを通して経験したことがないので、断言はできませんが、どうなるか僕自身も見てみたいです」と今季は中5日のローテーションに意欲を示している。
今季でメジャー6年目を迎える大谷は『ESPN』によると、投手としてメジャー63試合に登板。中5日の先発だと18試合に登板し、防御率1.85を記録。中6日以上での先発だと45試合で防御率3.48。登板数と相手に隔たりはあるにせよ、中5日のロ―テの方が圧倒的に数字は良い。
メジャー史上初の投打でダブル規定到達を果たした昨シーズン、ネビン監督は改めて二刀流のさらなる可能性を感じたのだろうか。中5日でローテを回すことができれば、投手として最高の名誉であるサイ・ヤング賞獲得も夢ではない。
今季は"ピッチャー・大谷"に比重が置かれるのか、注目のシーズンになるのかもしれない。
構成●THE DIGEST編集部
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日本人投手で2年連続開幕投手となれば、野茂英雄(2003、04年)、田中将大(2015年から3年連続)、ダルビッシュ有(2021、22年)に次いで史上4人目。二刀流に、また新たな勲章が刻まれた。
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ネビン監督は同局に「無理せず、できるだけ多く投げてもらいたい」と語り「彼が投げる準備ができた日は、彼が投げるように予定を組むつもりだ」と先発ローテーションの柱として、今季もフル回転してもらいたいと絶大な信頼を寄せている。
同局はネビン監督の発言から「オオタニの先発はすべてではないにせよ、5日間のローテーションで今季は登板するのではないか」と見解を立てている。大谷自身も中5日のローテについては「昨年は何度か5日間休んで投げたが、数字はかなり良かったと思う」と記者団に振り返っている。
加えて「長い目で見てシーズンを通して経験したことがないので、断言はできませんが、どうなるか僕自身も見てみたいです」と今季は中5日のローテーションに意欲を示している。
今季でメジャー6年目を迎える大谷は『ESPN』によると、投手としてメジャー63試合に登板。中5日の先発だと18試合に登板し、防御率1.85を記録。中6日以上での先発だと45試合で防御率3.48。登板数と相手に隔たりはあるにせよ、中5日のロ―テの方が圧倒的に数字は良い。
メジャー史上初の投打でダブル規定到達を果たした昨シーズン、ネビン監督は改めて二刀流のさらなる可能性を感じたのだろうか。中5日でローテを回すことができれば、投手として最高の名誉であるサイ・ヤング賞獲得も夢ではない。
今季は"ピッチャー・大谷"に比重が置かれるのか、注目のシーズンになるのかもしれない。
構成●THE DIGEST編集部
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