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「2年で80本は偶然じゃない」大谷翔平、春季キャンプで驚愕の150m弾。圧巻打球に米メディアも愕然「やはり特別な選手だ」

THE DIGEST編集部

2023.02.25

WBC参戦に向け、着実にギアが上がっている大谷。澄み切ったアリゾナの空に鋭い打球を連日のように飛ばしている。(C)Getty Images

 開幕の迫るワールド・ベースボール・クラシック(WBC)ひいては、メジャー6年目のレギュラーシーズンに向けて、二刀流のサムライが上々の仕上がりを見せている。
【動画】駐車場の車を破壊!? 大谷翔平が春季キャンプで放った驚愕弾をチェック

 来月8日に開幕するWBCに向け、日本では宮崎で実施されている侍ジャパンの合宿が連日話題となっている。そうしたなかで、海の向こうでも異彩を放ち、ファンに娯楽を提供しているのが、大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)だ。

 現地2月24日には、キャンプ地のアリゾナ州テンピの球場でフリー打撃を敢行。快音を連発させ、31スイングで、7連続弾を含む15本の柵越えをマーク。前日のフリー打撃で記録した8本を超える"量産"ぶりで、いよいよ全開モードに入ってきた。

 ちなみに最も周囲を驚かせたのは、驚愕の一発は2セット目の3球目だ。「ブンッ」と力強く振ったバットに当たった打球は、みるみるうちに右中間後方へ。そのまま飛距離を伸ばし、駐車場に止めてあった車に直撃する推定飛距離150メートルの一打となった。
 
 ここ2年で80本塁打を放っている大谷。今季も特大のアーチが期待したくなるパワフルな仕上がりには、現地の識者も驚きを隠さない。連日、エンジェルスの春季キャンプの模様を伝えている地元紙『LA Times』のサラ・バレンズエラ記者は自身のツイッターで、「オオタニは毎日気が向いたときに打つ。そして、建物の上、ヤシの木、駐車してある車まで飛ばす」と投稿。さらに米メディア『The Cold Wire』は、連日の"ホームランショー"を次のように伝えた。

「オオタニはバッターボックスに足を踏み入れ、スイングの練習をするたびに、出席者にショーを見せようとしている。すでに証明されてはいるが、オオタニのパワーは、おそらくリーグでトップ5に入るほど屈指だ。

 彼は大きな男で、背が高く、優れた筋肉を持ち、そしてとてもアスレチックだ。過去2シーズンで80本のホームランを打ったのは偶然ではない。マウンド上でエース級の働きができることも考えると、やはりかなり特別な選手だ」

 日々キャンプ地で快音を響かせている大谷。侍ジャパンへの合流は3月3日の名古屋以降と見られるが、日の丸を背負ってのプレーに期待せずにはいられない。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】まるでホームランダービー? 特大アーチ連発の大谷翔平の打撃練習



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