専門5誌オリジナル情報満載のスポーツ総合サイト

  • サッカーダイジェスト
  • WORLD SOCCER DIGEST
  • スマッシュ
  • DUNK SHOT
  • Slugger
侍ジャパン

松坂大輔が指南! “日本最強打者”村上宗隆をどう抑えるか「普通に勝負してもピッチャーが不利なだけ」【WBC】

THE DIGEST編集部

2023.02.25

WBCで2度のMVPを手にした松坂(左)が、現在の侍ジャパンで主砲を務める村上(右)をいかに抑えるかを語った。(C)Getty Images、写真:梅月智史

WBCで2度のMVPを手にした松坂(左)が、現在の侍ジャパンで主砲を務める村上(右)をいかに抑えるかを語った。(C)Getty Images、写真:梅月智史

 百戦錬磨のレジェンドらしい持論だった。

 2月25日にひなたサンマリンスタジアム宮崎で、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に挑む日本代表が、ソフトバンクとの壮行試合を実施した。

 今月17日から春季キャンプを行なってきた侍ジャパン。そのなかで迎えた初実戦で注目を集めたのは、昨季のセ・リーグ三冠王である村上宗隆(ヤクルト)だ。

 史上最年少での三冠王となった昨季に日本人最多となる56本塁打を放った村上。好機でいかに多くの打席を彼に回すかは本大会に向けてもキーポイントなる。そんな23歳のスラッガーについて、“投手目線”で考えを論じたのは、テレビ朝日系の中継で解説を務めた松坂大輔氏だ。
 
 かつて“平成の怪物”として異彩を放ち、2006年と2009年のWBCでMVPを手にしたレジェンドエースは、「まだピッチャーとの感覚が掴み切れていないんだと思います」と村上の現状について指摘。そして、日本球界屈指の強打者をいかに抑えるかを口にした。

「まず振らせないことですね。今日かは結果的に外寄りのコースでストライクは取れていますけど、僕だったら強打者とか相性の悪いバッターには、足元へ変化球を投げたりして、バッターボックスで動かすことをさせますね」

 結局、この日の村上は1打数ノーヒット(2四球)でお役御免となった。そんな天才スラッガーについて「普通に勝負してもピッチャーが不利なだけ」と語った松坂。このレジェンドからの指摘は明日以降の戦いを見ていくうえで、興味深い内容だった。

構成●THE DIGEST編集部

【関連記事】162キロ連発で球場どよめき! 佐々木朗希の圧巻奪三振ショーに“平成の怪物”松坂大輔も脱帽「そうそう打たれない」【WBC】

【関連記事】怪腕ダルビッシュ有は何が「とんでもない」のか。侍Jのブルペンで首脳陣も脱帽した尋常じゃない技術力と異能ぶり【WBC】

【関連記事】守備指標では“超優秀な強肩外野手”のヌートバー。それでも首脳陣が「かなり難しい」と課題を漏らすワケ【WBC】
NEXT
PAGE

RECOMMENDオススメ情報

MAGAZINE雑誌最新号