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侍ジャパン

「口数増えた」佐々木朗希が『仲良くなれた』宇田川優希を“いじり”。最年長ダルビッシュ有に敬意「何でも答えてくれる」【WBC】

THE DIGEST編集部

2023.02.27

佐々木(右)は侍ジャパンの合宿で一番仲が良くなった選手に宇田川(左)の名を挙げた。写真:梅月智史

佐々木(右)は侍ジャパンの合宿で一番仲が良くなった選手に宇田川(左)の名を挙げた。写真:梅月智史

 侍ジャパンの宮崎合宿が2月27日に最終日を迎えた。2月25日、ソフトバンクとの強化試合で先発登板した“令和の怪物”佐々木朗希にとっては、貴重な時間を過ごした。

 21歳は合宿期間中に一番仲良くなった選手を聞かれると、「宇田川さんです」と即答。今合宿で、何かと話題になった宇田川優希(オリックス)の名前を挙げると、「試合で抑えた後から、すごい口数が増えたと思いました」と、同日の試合で自己最速を更新する160キロのストレートを投じ、見事な火消しを披露した先輩をいじった。

 また、唯一のメジャー組で合宿初日から参加したダルビッシュ有(サンディエゴ・パドレス)には「何でも聞いたら答えてくれて、若い選手にも同じ目線で話してくれる」と評し、チーム最年長右腕の存在感について語った。
 
 さらにダルビッシュとは、今キャンプではブルペンで助言を受けたり、自分の考えを伝えるなど意見交換する場面も。真横に鋭く曲がるスライダーを“直伝”され「全くの別物」と習得に向け試行錯誤は続くが、「良い雰囲気でできた」と貴重な機会を振り返った。

 25日の試合では最速162キロを連発。変化球も140キロ台のフォークと、ダルビッシュ直伝のスライダーを投じ、周囲を驚かせた。多くの収穫を得た“令和の怪物”は「本番までしっかり調整していきます」と意気込んだ。

 ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)開幕まで、あと10日。侍ジャパンは名古屋に移動し3月3、4日には中日ドラゴンズと強化試合を行なう。

構成●THE DIGEST編集部

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