ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の初戦まで残すところ、あと10日となった侍ジャパン。宮崎県で合宿をしていたチームは2月27日、最終日を迎えた。
25、26日にはソフトバンクと強化試合を行ない、投打で確かな手ごたえ、守備では課題を残したなか、充実な時間を過ごしたことは間違いない。栗山英樹監督も「順調に選手たちが前に進んでくれた。さすが一流の選手たち」と振り返った。
【PHOTO】周東佑京のオーラを纏う神走塁!!足で奪った得点でソフトバンクに連勝!!
栗山監督は「本当に能力高いから、こっちが思ったり感じたりすることは選手も感じている。こっちが言葉をかけると、『これって、こうですよね』っていう。それはすごい」と、改めてトップ選手たる所以を称えた。
さらに、指揮官が感心したのは選手たちの自主性だった。精力的に練習に取り組む姿勢を間近で見た指揮官は「やっぱり練習しないと、うまくならないということが、よく分かる。それがやらされるんじゃなくて、自分たちが考えてやれるんだなというのが大事。それは自分が感じたことを(選手たちが)証明してくれた」と誇らしく思えたという。
今キャンプのなかで、「新しい発見はいっぱいあった」と語った指揮官。なかでも、現役メジャーリーガーであるダルビッシュ有(サンディエゴ・パドレス)が初日から合宿に参加した効果は絶大だった。同監督はチームに「化学変化が起きた」と話す。
「今回はダルビッシュ投手が(メジャー組のなかで)一人でしたけど、明らかに化学変化が起こっているので。ダルビッシュ投手だけではなくて、いろんなチームのピッチャーやバッターが会話しながら、そこでいろんな化学変化が起こっている。そういうのが、すごくチームを進化させている」
3月4日から、いよいよ大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)ら他のMLB組も合流予定。「さらに選手が揃って化学変化が起こるのを信じています」と語り、チームのさらなる進化に期待を込めた。
宮崎キャンプを終えた指揮官は「自分の中ではさあ、いよいよ!というつもりで準備終わりました」と本番を見据える。そのなかで、「決断をしていかなきゃいけないことがある。選手に嫌な思いをさせるのかもしれないけども、とにかく勝つために全力を尽くすのが大事」と意気込みを語った。
侍ジャパンは今後、名古屋と大阪で強化試合を行ない、WBC本番に備える。61歳の指揮官は「東京ドームのスタートは本当に5万人の国歌斉唱をみんなで歌って進みたい。そこだけはしっかりと、(選手に)伝えていきたい」と決意を述べた。
3大会ぶりの“世界一奪還”を懸けた侍の戦は、総仕上げの段階に来ている。
構成●THE DIGEST編集部
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25、26日にはソフトバンクと強化試合を行ない、投打で確かな手ごたえ、守備では課題を残したなか、充実な時間を過ごしたことは間違いない。栗山英樹監督も「順調に選手たちが前に進んでくれた。さすが一流の選手たち」と振り返った。
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栗山監督は「本当に能力高いから、こっちが思ったり感じたりすることは選手も感じている。こっちが言葉をかけると、『これって、こうですよね』っていう。それはすごい」と、改めてトップ選手たる所以を称えた。
さらに、指揮官が感心したのは選手たちの自主性だった。精力的に練習に取り組む姿勢を間近で見た指揮官は「やっぱり練習しないと、うまくならないということが、よく分かる。それがやらされるんじゃなくて、自分たちが考えてやれるんだなというのが大事。それは自分が感じたことを(選手たちが)証明してくれた」と誇らしく思えたという。
今キャンプのなかで、「新しい発見はいっぱいあった」と語った指揮官。なかでも、現役メジャーリーガーであるダルビッシュ有(サンディエゴ・パドレス)が初日から合宿に参加した効果は絶大だった。同監督はチームに「化学変化が起きた」と話す。
「今回はダルビッシュ投手が(メジャー組のなかで)一人でしたけど、明らかに化学変化が起こっているので。ダルビッシュ投手だけではなくて、いろんなチームのピッチャーやバッターが会話しながら、そこでいろんな化学変化が起こっている。そういうのが、すごくチームを進化させている」
3月4日から、いよいよ大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)ら他のMLB組も合流予定。「さらに選手が揃って化学変化が起こるのを信じています」と語り、チームのさらなる進化に期待を込めた。
宮崎キャンプを終えた指揮官は「自分の中ではさあ、いよいよ!というつもりで準備終わりました」と本番を見据える。そのなかで、「決断をしていかなきゃいけないことがある。選手に嫌な思いをさせるのかもしれないけども、とにかく勝つために全力を尽くすのが大事」と意気込みを語った。
侍ジャパンは今後、名古屋と大阪で強化試合を行ない、WBC本番に備える。61歳の指揮官は「東京ドームのスタートは本当に5万人の国歌斉唱をみんなで歌って進みたい。そこだけはしっかりと、(選手に)伝えていきたい」と決意を述べた。
3大会ぶりの“世界一奪還”を懸けた侍の戦は、総仕上げの段階に来ている。
構成●THE DIGEST編集部
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