ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に向け、3月4日に中日と壮行試合を行なった侍ジャパン。4対1で勝利を飾り、完敗を喫した3日の屈辱を見事に晴らした。
試合前、“ある光景”がひと際目を引いた。侍ジャパンの大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)がチーム練習終了まで20分を切ったタイミングでバットを持ち、グラウンドに登場すると、バンテリンドームに駆け付けたファンが一気にザワついた。稀代の二刀流がゆっくりと、バッティングケージ内に入り、ファン待望の打撃練習を開始したのだ。
大谷のフリー打撃には、ファンや侍ジャパンのチームメイトだけでなく、対戦相手の中日ナインも熱視線を送っていた。米球界を沸かす二刀流のバッティングには、敵味方関係なく、誰もが釘付けになっていた。
そんな中日選手が、ベンチで大谷の打撃練習を見守っている様子を撮影した動画が、同日に中日の公式YouTubeチャンネルに投稿され、大きな反響を呼んでいる。
大谷は27スイング中9本をスタンドに放り込み、そのうち2本は推定飛距離160メートル弾という驚異的な大飛球。その規格外のパワーにはプロの選手たちからも驚愕の声が漏れた。”カキーン”という快音とともに、スタンドインした打球に「エグっ!」「ええ~!?マジか…」「うおっ!スゲー」「嘘でしょ…」など、メジャー通算127本塁打を放つパワーに圧倒され、思わずスマホで大谷のスイングを撮影するほど強烈なパフォーマンスを披露した。
大谷と日本ハム時代にチームメイトだった谷元圭介は同チャンネル内で「日本にいた時も十分すごかったんですけど、何倍にもスケールアップした打球を放っていた」と感嘆。「普段通りプレーしてもらえれば世界一の選手なので、いい結果が出ると僕はテレビの前で応援しています」と、かつての同僚にエールを送った。
動画のコメント欄には「まるで少年野球がプロ野球選手を見るような目をキラキラさせた光景」「選手のリアクションを見るのは新鮮。現役選手をこんなリアクションにさせる大谷もスゴイ」「プロに憧れられるプロって、本当に一流の証」「プロが、この反応してることが大谷の凄さを表してる」と、野球少年のようなリアクションを見せるプロの姿が新鮮に映っていたようだ。
トッププロが野球少年のような目を輝かせてしまうほど、いまの大谷の存在は眩い輝きを放っている。自分に求められるものを理解し、それを満点以上に実行出来てしまう。この男のスーパースターたる所以が、発揮された場面だった。
構成●THE DIGEST編集部
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試合前、“ある光景”がひと際目を引いた。侍ジャパンの大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)がチーム練習終了まで20分を切ったタイミングでバットを持ち、グラウンドに登場すると、バンテリンドームに駆け付けたファンが一気にザワついた。稀代の二刀流がゆっくりと、バッティングケージ内に入り、ファン待望の打撃練習を開始したのだ。
大谷のフリー打撃には、ファンや侍ジャパンのチームメイトだけでなく、対戦相手の中日ナインも熱視線を送っていた。米球界を沸かす二刀流のバッティングには、敵味方関係なく、誰もが釘付けになっていた。
そんな中日選手が、ベンチで大谷の打撃練習を見守っている様子を撮影した動画が、同日に中日の公式YouTubeチャンネルに投稿され、大きな反響を呼んでいる。
大谷は27スイング中9本をスタンドに放り込み、そのうち2本は推定飛距離160メートル弾という驚異的な大飛球。その規格外のパワーにはプロの選手たちからも驚愕の声が漏れた。”カキーン”という快音とともに、スタンドインした打球に「エグっ!」「ええ~!?マジか…」「うおっ!スゲー」「嘘でしょ…」など、メジャー通算127本塁打を放つパワーに圧倒され、思わずスマホで大谷のスイングを撮影するほど強烈なパフォーマンスを披露した。
大谷と日本ハム時代にチームメイトだった谷元圭介は同チャンネル内で「日本にいた時も十分すごかったんですけど、何倍にもスケールアップした打球を放っていた」と感嘆。「普段通りプレーしてもらえれば世界一の選手なので、いい結果が出ると僕はテレビの前で応援しています」と、かつての同僚にエールを送った。
動画のコメント欄には「まるで少年野球がプロ野球選手を見るような目をキラキラさせた光景」「選手のリアクションを見るのは新鮮。現役選手をこんなリアクションにさせる大谷もスゴイ」「プロに憧れられるプロって、本当に一流の証」「プロが、この反応してることが大谷の凄さを表してる」と、野球少年のようなリアクションを見せるプロの姿が新鮮に映っていたようだ。
トッププロが野球少年のような目を輝かせてしまうほど、いまの大谷の存在は眩い輝きを放っている。自分に求められるものを理解し、それを満点以上に実行出来てしまう。この男のスーパースターたる所以が、発揮された場面だった。
構成●THE DIGEST編集部
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