いよいよ侍ジャパン・大谷翔平が出陣する。

　ワールド・ベースボール・クラシック（WBC）開幕に向け、侍ジャパンは３月６日18時より京セラドーム大阪で阪神タイガースと強化試合を行なう。

　試合前の打撃練習で、大谷翔平（ロサンゼルス・エンジェルス）がいきなり沸かせた。初スイングしたボールはライトスタンド５階席に飛び込む柵越えを披露。打球の行方を追ったファンはスタンドインすると、球場は歓声に包まれた。

　24スイングで６本が柵越え。スタンドには入らなかったが、センターへの打球がフェンスに直撃した時には「ドスッ」と鈍い音をさせ、ファンはどよめいた。
  　４日の壮行試合・中日戦（バンテリンドーム）の試合前に初のフリー打撃を行なった大谷は、ライトスタンドへ推定飛距離160メートル弾を含む27スイング中９本のサク越えを放っていた。この日も、ファンにとってはたまらない「ショータイム」を披露した。

取材・文●湯川泰佑輝（THE DIGEST編集部）

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