３月８日に開幕するワールド・ベースボール・クラシック（WBC）。１次リーグのプールBが東京で開催されるため、関係者が続々と来日している。韓国人初のメジャーリーガーとしてMLB通算124勝を挙げたパク・チャンホ氏も、韓国のテレビ解説者として日本に降り立ったひとりだ。

【PHOTO】大谷、ヌートバー、吉田らメジャー組も合流し大暴れ！WBC前哨戦、侍ジャパン対阪神の厳選フォトギャラリー！

　６日、京セラドーム大阪での強化試合に訪れた韓国レジェンドは、ダグアウトの前で大谷翔平（エンジェルス）のフリー打撃を見学。すると５階席へ特大弾を３発打ち込むなど驚異のパワーを見せつけられたのだ。

　観客をはじめ、日本のチームメイトらも一様に言葉を失った。パク・チャンホ氏も例外なくその一人であると同国メディア『SPOTVnews』は伝える。「『韓国であんな打球を見たことがある？』と目を丸くしたパク・チャンホ氏は、しばらく考えた後『イ・スンヨプ（現、斗山ベアーズ監督）やシム・ジョンスが近いバッティングだったかもしれない』と口にした。だが引退した選手ではなく現役選手で探したかった気持ちが垣間見えた」と大谷を称賛するとともに、自国の選手ではないことを悔しがった。
  　そして、「WBCで大谷は敵として出会う日本人ファイターであるが、パク・チャンホ氏がその実力を認めざるを得ないことには納得できる」と同メディアは対戦相手の能力に驚愕する同氏に同調。それでも「韓国に大谷のように、そしてイ・スンヨプのように、ファンを熱狂させる存在が現れることも期待したい」と綴った。

　野球の世界一を決める熱き戦いが間もなく開始される。注目の日韓戦は３月10日だ。

構成●THE DIGEST編集部

【関連記事】「野球界で最も美しい」大谷翔平の２打席連続弾に米熱狂。度肝を抜いた“変態打ち”に驚きの声止まず「こんなスイングで」【WBC】

【関連記事】世界を沸かせる“ショウタイム”！ 大谷翔平のバットを折っての特大弾に米識者も驚嘆「おかしいなんて次元じゃない」【WBC】

【関連記事】韓国代表右腕が大谷翔平に「ぶつける」発言を撤回！“スポーツマンシップ”を欠いた言動を謝罪「弁明の余地はない」【WBC】