初戦で崖っぷちに立たされた。
ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の韓国代表は、3月9日に行なわれた1次ラウンドプールBの開幕戦でオーストラリアと激突。逆転に次ぐ逆転のシーソーゲームの末に、7対8で敗れた。
イ・ガンチョル監督が会見で「我々の投手は失投が多かった」と繰り返した言葉に代表されるように、この日の韓国は精彩を欠いた。7回裏には二塁打を打ったカン・ベクホが二塁上でタッチアウトとなるなど、致命的なボーンヘッドも響いた。
痛恨の黒星スタートを受け、韓国は後がなくなった。10日に行なわれる日本戦で負ければ、ベスト8進出の可能性は他力本願となる。
無論、これから行なわれる日本と中国の一戦次第なのだが、韓国ナインの表情は暗い。そうしたなかで、イ・ガンチョル監督が"絶対に負けられない"日韓戦に送り出すのは、キム・グァンヒョン。セントルイス・カーディナルスでもプレーした元メジャーリーガーであり、かつて「日本キラー」の異名を授かっていた左腕だ。
34歳の経験豊富なベテランだ。しかし、日本でもよく熟知された名でもあり、攻略される可能性も大きい。それでもイ・ガンチョル監督は確固たる自信を持って「彼で行く」と断言する。
「今日もそうだったのだが、序盤にチームを引っ張ってくれるのはベテランだ。こういうシチュエーションもあって、彼のような経験豊富なピッチャーを選ぶしかない。だから彼を選んだ」
来る日韓戦は両国にとって文字通りの大一番となる。だが、イ・ガンチョル監督は「試合はすべてが総力戦。日韓戦だからといって特別なことはない」とコメント。どこか不気味なほど冷静だが、はたしてどのような戦いを見せるだろうか。
取材・文●羽澄凜太郎(THE DIGEST編集部)
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「今日もそうだったのだが、序盤にチームを引っ張ってくれるのはベテランだ。こういうシチュエーションもあって、彼のような経験豊富なピッチャーを選ぶしかない。だから彼を選んだ」
来る日韓戦は両国にとって文字通りの大一番となる。だが、イ・ガンチョル監督は「試合はすべてが総力戦。日韓戦だからといって特別なことはない」とコメント。どこか不気味なほど冷静だが、はたしてどのような戦いを見せるだろうか。
取材・文●羽澄凜太郎(THE DIGEST編集部)
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