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「東京ドームはまるで違う」韓国メディアが本国との応援環境の違いを指摘!今大会に特別応援団“青い波”を派遣中【WBC】

THE DIGEST編集部

2023.03.09

逆転3ランに盛り上がる韓国応援団。少人数ながら気合いが入っていた。(C)CTK Photo/AFLO

 ついにワールド・ベースボール・クラシック(WBC)が日本でも開幕。東京ドームで行なわれた1次ラウンド・プールBの第1試合では韓国とオーストラリアが激突した。

 試合開始前から局地的ながら盛り上がっていたのが、韓国ベンチ裏の応援団だ。チャンスでは「テーハミングクッ(大韓民国)!」の合唱で声援を繰り出すなど、母国代表チームを強力にバックアップしていた。

 今回、韓国野球委員会(KBO)と文化体育観光部が連携して、「青い波(プルン・ムルキョル)」と名付けられた特別サポートチームを日本に派遣。韓国国内で活動する芸能人、インフルエンサー、著名YouTuber、KBO代表応援団(応援団長、チアリーダー)などを中心に構成された約150名で、男女の元人気選手たちも帯同している。自前でチケットを購入したファンらと東京ドームで合流し、韓国代表のベンチ裏に陣取った。

 韓国全国紙『東亜日報』は現場から次のようにレポートしている。

「韓国プロ野球ではチアリーダーたちが特設ステージに立って、軽快な音楽とダンスで応援を先導するのがお馴染みだ。しかし、今大会での東京ドームはまるで違う。大会規定で音楽を鳴らすアンプの使用もダンスも禁じられている。それでも、チョ・ジフン応援団長は『手元にある応援グッズでチームに力を与える。どんな状況でも彼らが勝てるように最善を尽くします』と誓った」
 
"青い波"には人気トップチアのキム・ハンナさんやキム・ジナさんも含まれているが、自慢のキレッキレダンスは残念ながら、披露できずじまいとなりそうだ。

 ちなみに特別応援団は今後開催されるアジア大会(9月/中国・杭州)と第2回アジア・プロ野球チャンピオンシップ(11月/東京ドーム)でも稼働する予定だという。

構成●THE DIGEST編集部

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