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侍ジャパン

期待通りの“ショウタイム”に米放送局も興奮!大谷翔平が放ったフェンス直撃の2点タイムリーは「ホームの観衆を熱狂」【WBC】

THE DIGEST編集部

2023.03.10

4回の第3打席にタイムリー二塁打を放った大谷。写真:鈴木颯太朗

4回の第3打席にタイムリー二塁打を放った大谷。写真:鈴木颯太朗

 初戦から期待通りの“ショウタイム”だ。

 3月9日、ついに開幕を迎えた第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は、東京ドームで1次ラウンド「プールB」の開幕戦となる日本対中国を実施。2009年の第2回大会以来、14年ぶり3度目の“世界一”を狙う日本は、中盤までロースコアの展開になりながらも、8対1の完勝で好スタートを切った。

 この一戦で熱い視線が注がれたのは、やはりWBC初出場の大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)だ。「3番・投手兼DH」で先発出場すると、投げては4回を1安打無失点、5奪三振とし、打ってはフェンス直撃のタイムリー二塁打を含む4打数2安打2四球で2打点。投打にわたって傑出した存在感を放ち、観客で埋め尽くされた場内を熱狂の渦に包んだ。

 圧倒的な二刀流スターのパフォーマンスぶりには、海の向こうからも反響が止まらない。なかでも「ショウヘイ・オオタニ、日本が中国を圧倒」と報じた米スポーツ専門局『Fox Sports』は、この試合について「中国チームに対し、今大会の優勝候補の一つである理由を示した」と記し、同試合の「トップモーメント」を複数紹介している。
 
 その中でも観る者を大いに沸かせたのは、4回の第3打席だろう。1死一、三塁の場面で打席に立った大谷は、レフトフェンス直撃の2点タイムリー二塁打をマーク。このシーンについて同局は、「得点圏にランナーがいるときのオオタニは、ポジティブな結果をもたらすことが多い」としたうえで、「逆方向の二塁打でホームの観衆を熱狂させた」と記述した。

 圧倒的な実力を見せつけ、チームの初戦勝利に貢献した大谷。投手としては、準々決勝での登板が予想されるが、はたして次はどのような活躍が見られるだろうか。今後も楽しみでならない。

構成●THE DIGEST編集部

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