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侍ジャパン

「韓国を恐怖に陥れた」大谷翔平の活躍に韓国メディアはお手上げ「“打者・大谷”までは避けられなかった」【WBC】

THE DIGEST編集部

2023.03.11

気迫の一打で韓国を突き放す得点を叩き出した大谷。その存在は韓国投手陣の驚異となった。写真:梅月智史

気迫の一打で韓国を突き放す得点を叩き出した大谷。その存在は韓国投手陣の驚異となった。写真:梅月智史

 日本が誇るスーパースターの活躍に、韓国メディアもお手上げ状態のようだ。

 3月10日、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で14年ぶりの世界一を目指す日本代表は、東京ドームで行なわれた1次ラウンド第2戦で韓国代表と激突。「プールB」最大のライバルと目された宿敵との大一番で、13対4と圧倒的な力の差を見せつけ、前日の中国戦に続く大勝を飾った。
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 先発のダルビッシュ有(サンディエゴ・パドレス)が3回表に3点を奪われ、苦しい立ち上がりとなった侍ジャパンだったが、その裏に吉田正尚(ボストン・レッドソックス)の2点タイムリーヒットなどで4点を入れて逆転。その後、5回に近藤健介(ソフトバンク)のソロ本塁打、6回に大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)のタイムリーヒットが飛び出すなど、最終的には、あと1点でコールド勝ちという大差をつけた。
 
 一方、敗れた韓国は、これで開幕2連敗。初戦ではオーストラリア代表に7対8の惜敗を喫しており、自力での準々決勝進出の可能性は消滅した。これを受け、韓国メディア『OSEN』は、「投手・大谷は避けられたものの、打者・大谷までは避けられなかった」と皮肉めいた記事を掲載。傑出した背番号16の活躍に触れつつ、日本戦の内容を振り返っている。

 この日、「3番・DH」で先発した大谷は3打数2安打1打点2四球と躍動した。前日に先発マウンドに立ったとは思えないフレッシュなプレーを見せつけた。その存在を「日本の野球の天才」と表現する同メディアは、「大谷翔平が韓国のマウンドを崩した」と強調。痛烈なライト前タイムリーを放った6回の一打については、「日本の5得点ビッグイニングを告げるヒットだった」と振り返っており、「韓国を恐怖に陥れたのは彼だった」と強調した。

 今大会でも傑出した存在感を放っている大谷。その圧倒的なパフォーマンスには、やはり脱帽するしかない。

構成●THE DIGEST編集部

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