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「高校野球で金属バットを!」ヌートバー批判の韓国代表OBが独自の“投手改革案”を提示!「もう応援のお願いはしない」【WBC】

THE DIGEST編集部

2023.03.11

日本戦では10人を投入したものの13失点を喫した韓国投手陣。立て直しが急務となっている。写真:梅月智史(THE DIGEST)

 日本戦で4対13の歴史的大敗を喫し、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の3大会連続1次ラウンド敗退が濃厚となった韓国代表。国内ではファンやメディアによる非難が続いており、野球界の改革を叫ぶ声が上がっている。

 そんななか、放送局『KBS』で解説を務めるパク・チャンホ氏が、同局の公式YouTubeチャンネルで独自の育成案を提示した。

 かつてドジャースやヤンキースなどで活躍した投手で、韓国人初のメジャーリーガーとなった48歳。韓国投手がラーズ・ヌートバーの背中に死球をぶつけた際、ヌートバーが怒りの眼差しをマウンドに向けたが、「キム・ユンシク(投手)がわざとぶつけたわけじゃないのは明らかだ。あんな風に睨むべきじゃないし、メジャーリーグにまで行った選手があんな姿を見せてはいけない」と諭した人物である。

 投手出身らしく、レジェンドは2試合で21失点と崩壊した韓国投手陣の不甲斐なさを断じた。そのうえで「高校野球で使用されるバットを金属製に変えよう」と提案。「金属バットは比較的長打が多く出る。投手はこれに気をつけるために制球力を磨く必要があり、気を使うなかでその精度が高まるんだ」と力説する。
 
 韓国の高校野球は木製バットを採用しているが、金属製に比べて力の伝達が弱いため、長打が減少したという指摘を受けているという。結果的に投手の防御率は下がったがそれだけのことで、投手個々の成長には結びついていないと、パク・チャンホ氏は見ている。

 さらに、「高校から大学、プロまで繋がるシステムがあれば、もっと良い投手がたくさん出てくるはずだ」ともコメントした。

 最後にパク・チャンホ氏は「現在の韓国野球が置かれている位置を昨日、今日と、ここ東京ドームで確認した」と話し、「私は大会前、ファンの皆さんに代表チームへの応援と愛をお願いした。ただ、もはやそのようなことは言えない。どうか苦言を呈してほしい、そして見守ってほしい」と呼びかけた。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】背中に死球を受けて、マウンドのキム・ユンシクを睨むヌートバー

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