３月11日、ワールド・ベースボール・クラシック（WBC）１次ラウンド、プールBの日本代表はチェコ戦で10対２で大勝を収めた。

　試合後には、チェコの選手は、日本のベンチと観客に向かって「おめでとう！」と祝福の拍手を送った。そんなチームを率いた指揮官のパベル・ハジム氏は、「本当に満席の会場でプレーできたこと、感激の感情以上に何もありません」と感謝した。

【WBC PHOTO】侍ジャパンvsチェコ共和国！一瞬を切り取った厳選ショットをお届け！

　先発の佐々木朗希（ロッテ）に果敢に挑んだチェコ戦士。ハジム監督は、「ササキ投手は本当に素晴らしいピッチャーです。どの監督でも自分たちのチームに入れたいと思うでしょう。こんなに素晴らしい投手を持っているクリヤマ監督が羨ましいです」と日本のエースに賛辞を贈った。
  　そして３回１死２塁の場面で大谷翔平（エンジェルス）から空振り三振を奪った先発のサトリアについて、「これまでオオタニ選手はどれだけのヒットを打ってるか数えきれないと思う。その彼から三振を奪ったのは、生涯絶対に忘れられないことだと思う」と語った。

　さらに「競技者のみならず野球ファンのレベルも日本のファンは世界一だと思います」と東京ドームに詰めかけたファンを称え、「日本においては、野球というのは重要な位置づけで、毎日毎試合しっかりと見ているファンの皆さんの温かい視線、励ましはとても素晴らしいものだと思いますし、私たちの選手もそれをとても感じて頑張ってプレーできました」と振り返った。

　１勝１敗としたチェコ。12日の韓国戦に向けては、「昨日は日本に負けてしまいましたが、韓国は素晴らしい選手がいると聞いています。私たちは全力で戦います」と気を引き締めた。

構成●THE DIGEST編集部

【関連記事】元鷹イ・デホが指摘した「日本と韓国の差」とは？ 韓国レジェンド戦士は「プライドが無残に壊された」と悲痛な叫び【WBC】

【関連記事】「からかっているのか」栗山監督の“運が良かった”発言に韓国メディアがまさかの苦言！「敵将が我々をもう一度傷つけた」【WBC】

【関連記事】「野球がこんなに大変とは…」大量13失点で逆転負け。韓国人記者は「日本野球が羨ましい」と思わず本音【WBC】