専門5誌オリジナル情報満載のスポーツ総合サイト

  • サッカーダイジェスト
  • WORLD SOCCER DIGEST
  • スマッシュ
  • DUNK SHOT
  • Slugger
侍ジャパン

元鷹イ・デホが指摘した「日本と韓国の差」とは? 韓国レジェンド戦士は「プライドが無残に壊された」と悲痛な叫び【WBC】

THE DIGEST編集部

2023.03.11

10日の日韓戦で解説を務めたイ・デホ(左)。両軍の差はズバリ“投手力”であったと話す。(C)Getty Images

10日の日韓戦で解説を務めたイ・デホ(左)。両軍の差はズバリ“投手力”であったと話す。(C)Getty Images

 蓋を開けてみれば4対13で、日本に完敗した韓国代表。早くも、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の1次リーグ敗退の危機に陥っている。

 3月10日に東京ドームで行なわれたこのゲーム。3回表に3点リードを奪い、舞い上がった韓国だったが、それもぬか喜びに終わった。その裏に4点を返されると、そこからは負の連鎖。10人の投手をつぎ込み強力な日本打線に挑んだものの、被安打13、13失点と容赦なくやられた。
【WBC PHOTO】運命の日韓戦はサムライ打線が大爆発!カメラマンが激写した厳選フォトをお届け!!

 この歴史的大敗に韓国の各メディアも嘆いた。そのなかで韓国放送局『SBS』で解説を務めたイ・デホ氏は、「ピッチャーはスピードがあっても制球力がないと厳しい。投手力の差がはっきり出た試合だった」と総評した。同国の日刊紙『東亜日報』が伝えている。

 現役時代にはソフトバンクなどNPBでもプレーし、韓国でも「偉大な4番打者」を称されたるレジェンドはそれでも、「若手の選手たちは、試合を重ねれば何をすればいいのかが分かってくる。今後さらに成長するでしょう」と前向きなコメントをした。
 
 また、元KBO選手で最多安打、盗塁王などタイトル獲得した経験を持つイ・スンチョル氏は「韓国野球のプライドが無残に壊された」と叫ぶ。そして「指導者と選手がもっと自分たちのレベルを自覚しないと。井の中の蛙になってしまう」と警鐘を鳴らし、こう続けた。

「オーストラリア戦では基本から外れたプレーをしていて恥ずかしかったし、日本戦は悲惨な結末となった」

 1次リーグ突破を目指す韓国にとって痛恨の敗戦となってしまった日本戦。自力での準々決勝進出は出来ないが、12日のチェコ戦、13日の中国戦では韓国の意地を見せてほしい。

構成●THE DIGEST編集部

【関連記事】「からかっているのか」栗山監督の“運が良かった”発言に韓国メディアがまさかの苦言!「敵将が我々をもう一度傷つけた」【WBC】

【関連記事】「野球がこんなに大変とは…」大量13失点で逆転負け。韓国人記者は「日本野球が羨ましい」と思わず本音【WBC】

【関連記事】「壊滅的な敗北だ…」侍ジャパンに13失点惨敗の韓国代表を母国メディアが辛辣批評!「悪夢は繰り返された」【WBC】
 
NEXT
PAGE

RECOMMENDオススメ情報

MAGAZINE雑誌最新号