電撃的な入団が決定的となった。横浜DeNAベイスターズが、メジャーリーグで5年連続2桁勝利を挙げ、2020年にサイ・ヤング賞も手にした大物右腕のトレバー・バウアーの獲得に合意したことが明らかになったのである。
日本球界の歴史においても指折りの大物投手だ。現在32歳のバウアーは2012年にメジャーデビューを飾ると、スピンの効いた4シームと多彩な変化球を武器に82勝をマーク。新型コロナウイルスの感染拡大で短縮シーズンとなった2020年には、防御率1.73、WHIP0.79という圧巻の数字を残してサイ・ヤング賞に輝いた。ちなみにNPBの球団に同賞受賞者が入団するのは、1962年に中日入団を果たしたドン・ニューカム以来2人目だ。
そんな堂々たる実績を誇るバウアーだが、「球界屈指の問題児」という一面もある。
2021年6月には、女性に対する暴行疑惑が浮上して直後に制限リスト入り。当初はMLBから324試合の出場停止処分を科された(昨年12月22日に異議申し立てによる調停で処分期間が194試合に短縮)。
処分期間を終えて即座に復帰が可能となったが、ドジャース内でも31歳の振る舞いを問題視する声は小さくなく、2250万ドル(約29億7000万円)の契約を残した状態でDFA(事実上の戦力外)に。その後はウエーバー期間になっても買い手が見つからなかったため、フリーエージェント(FA)となっていた。
まさかの日本行きを決意したバウアー。何かと話題を振りまいてきた男の動向は早くも米メディアを騒然とさせている。
中南米を中心に各国の野球情報を発信している米専門メディア『Al Bat』は400万ドル(約5億3200万円)+出来高払いという契約内容を報道。そして、「バウアーが新天地に選んだのは誰も想像していなかったチームだ」と急転直下の日本行きに驚嘆した。
また、米紙『USA Today』は「バウアーがFAとなってから本腰を入れて獲得に興味を示したメジャー球団はなかった」と指摘。そのうえで、DeNA移籍を「キャリアの再生のチャンスだ」と32歳のキャリアのターニングポイントになると説いた。
約1年間も実戦から遠ざかっているバウアーだけに、そのブランクは気になるところではある。だが、多士済々のメジャーで「ナンバー1投手」の称号を手にした実力は間違いないだけに、正式発表が待たれるところだ。
構成●THE DIGEST編集部
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約1年間も実戦から遠ざかっているバウアーだけに、そのブランクは気になるところではある。だが、多士済々のメジャーで「ナンバー1投手」の称号を手にした実力は間違いないだけに、正式発表が待たれるところだ。
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