侍ジャパン

「素敵なサプライズ」佐々木朗希の“謙虚すぎる対応”に反響止まず!チェコ戦士もガチ惚れ「次は彼にサインをもらおう」【WBC】

THE DIGEST編集部

2023.03.15

死球のお詫びとしてチェコ選手にお菓子をプレゼントした佐々木。その振る舞いは、各国で話題となっている。写真:鈴木颯太朗

 第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の1次ラウンド・プールBは3月13日、全日程を終了。侍ジャパンは4戦全勝で、準々決勝進出を果たした。
【画像】チェコ野球協会が公開!佐々木の162キロ剛速球を受けて腫れた"エスカラの右膝"アップ写真

 そうしたなかで、未だに話題が絶えないのが佐々木朗希(ロッテ)の謙虚な振る舞いだ。11日のチェコ戦で先発登板した"令和の怪物"は、相手7番のウィリー・エスカラの右膝に162キロの直球を当ててしまう。故意ではなかったものの、そのお詫びとして佐々木は13日にチェコ代表が宿泊しているホテルに出向き、大量のお菓子を持参した。

 この報道を受け、チェコのテレビ局『TV Nova』(電子版)では、「スター投手はチェコ代表を驚かせた。ロウキ・ササキがホテルの外で待っていた」と銘打った記事を掲載。背番号14の心遣いを同メディアは「素敵なサプライズ」と表現するとともに、こう称賛している。

「ロウキ・ササキは日本のスーパースターであり、明るい未来があると予測されている。しかし、彼は傲慢ではなく、それどころかチェコのアマチュアプレーヤーに対しても謙虚だ。彼はウィリー・エスカラに謝罪するためにホテルまで訪れ、大量のお菓子を2袋プレゼントした」

 続けて、同メディアは、このやり取りを聞いた別の選手のコメントも紹介。グループリーグ最終戦のオーストラリア戦に向かう途中のバスのなかで、チェコ戦士が「次は彼にサインをもらおう」と、興奮気味に語ったと伝えている。こうした佐々木の対応は、日本だけでなく世界をも魅了したようだ。
 
 今大会初出場で1次ラウンド・プールBを4位で終えたチェコは、次回2026年3月開催予定の第6回大会の出場権を獲得。「チェコ人はアマチュアとしてトーナメントを心から楽しみ、プロとの試合で恥じないプレーができた」と締めくくった。

構成●THE DIGEST編集部

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