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米放送局がWBCでの「素晴らしい瞬間」を特集!日本関連では対戦国との交流が話題を呼んだ「2つのシーン」を選出

THE DIGEST編集部

2023.03.15

ハチマキを巻いて会見に臨んだチェコのハジム監督。日本人の心遣いに感謝の意を示した。(C)THE DIGEST

 日本代表が1次ラウンド「プールB」を全勝突破し、凄まじい盛り上がりとなっている第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)。こうした中で今回、米スポーツチャンネル『FOX Sports』は、ここ数日間に起こった「フィールド内外での素晴らしい瞬間」を特集。日本に関連するトピックも2つ選出された。
【画像】チェコ野球協会も称賛! 佐々木朗希と死球を当てられたエスカラの2ショット

 1つ目が、「日本、チェコ間のフレンドシップ」だ。まず、アマチュアが大半で別の職業を兼務するチェコ代表に関して、「信じられないストーリーだ」と称えると、「世界中で見ている人々の心を捉えた」と指摘。そしてその中には、「プールB最大のスター(MVP獲得)、日本のショウヘイ・オオタニも含まれている」という。

 試合後、大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)がチェコ代表に対し、公式インスタグラムのストーリーで「Respect」と敬意を示したことに触れると、それ以降にあったエピソードも紹介。日本戦で先発したオンジェイ・サトリアが、チェコ代表メンバーのサイン入りユニホームを贈呈したといい、これに対して大谷も「喜んで受け取った」と報じられている。

 さらに、「両チームの間で交わされたプレゼントはそれだけではない」と続ければ、チェコ戦で先発した佐々木朗希が、死球のお詫びとしてウィリー・エスカラに大量のお菓子を手渡したという話も紹介。また、チェコのパベル・ハジム監督が「必勝」ハチマキを巻いて、最終戦後の会見に臨んだシーンも取り上げられた。
 
 もう一つが、「日本がオーストラリアを祝福」という話題だ。日本代表の強さを「予想通り」と振り返る同局だが、同じ「プールB」の2位で準々決勝に進出したオーストラリア代表に関しては、「予想外だ」と言及。記事内では、日本ファンがオーストラリア代表の宿泊ホテルに押し寄せ、熱い声援を送った映像が紹介されている。

 16日の準々決勝では、「プールA」2位のイタリア代表と対戦する日本代表。いよいよ始まるノックアウトステージでは、果たしてどのような光景が見られるだろうか、今後のパフォーマンスも楽しみでならない。

構成●THE DIGEST編集部

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