キューバがベスト４一番乗りを決めた。

　ワールド・ベースボール・クラシック（WBC)は３月15日、準々決勝のキューバ対オーストラリアが東京ドームで行なわれた。４対３でキューバが勝利を収め準決勝に進出した。

【動画】キューバの４番、元鷹・デスパイネのライトライナーの犠牲フライ 　試合は序盤、オーストラリアが２回に元オリックスのダリル・ジョージの二塁打からチャンスを掴み、リクソン・ウィングローブのタイムリーで先制。しかしキューバも３回、１死二、三塁からルイス・ロベルトの内野ゴロの間に１点を返す。

　中盤、先にスコアを動かしたのはキューバ。５回、安打と四死球で無死満塁とすると、元ソフトバンクのアルフレド・デスパイネの犠牲フライで勝ち越し。さらに２死満塁からヨエルキス・ギベルトに２点タイムリーで４-１とリードを奪った。だが粘るオーストラリアも６回、ウィングローブの２ランホームランが飛び出し、１点差に迫る。

　結局、試合は終盤の８回、９回をソフトバンクのモイネロ、中日のライデル・マルティネスが抑え、４対３でキューバが接戦を勝ち切り、準決勝進出を決めた。キューバは準優勝となった2006年の第１回大会以来、17年ぶりのベスト４進出となった。

構成●THE DIGEST編集部
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