MLB

侍ジャパンとの準決勝は「間違いなくアドレナリン全開に」! メキシコが挑む大一番に母国メディアも興奮【WBC】

THE DIGEST編集部

2023.03.19

勝負強い打棒でメキシコを牽引してきたアロザレーナ(左)。一方、投打で存在感を放ってきた日本の大谷(右)。この両雄が試合のキーマンとなりそうだ。(C)Getty Imaes

 侍ジャパンとの準決勝に向けて、メキシコ・メディアも大興奮だ。

 現地時間3月17日、第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)のメキシコ代表は、フロリダ州マイアミのローンデポ・パークで行なわれたプエルトリコ代表との準々決勝に5対4で勝利。現地時間20日(日本時間21日)に開催される準決勝では、ここまで無敗の日本代表と対戦する。

 今大会の1次ラウンド・プールCでは、コロンビアとの初戦に4対5で敗れたものの、その後、前回王者のアメリカを下すなど、勝負強さを見せつけてきたメキシコ。一方、今大会で14年ぶり3度目の世界一を目指す日本は、47得点・11失点と安定した戦いぶりで5連勝を飾っており、次が珠玉の一戦となるのは間違いないだろう。
 
 熱戦必至のマッチアップには、スペイン紙『AS』のメキシコ版も反応。WBCを特集した記事内では侍ジャパンの勝ち上がりを振り返ったうえで、「日本代表は今大会、優勝候補の一角としてスタートしたが、試合を重ねるごとにその傾向が強くなっている」と言及。1次ラウンドから対戦相手を圧倒してきた強さに警戒心を示している。

 また、「このアジアチームは、野球界の顔ともいえる二刀流プレーヤー、ショウヘイ・オオタニが中心となった強力な攻撃陣を擁している」と分析を続けると、記事の終盤では、「間違いなくアドレナリン全開の試合になるだろう」と言及。メキシコの勝利に向けては、「プエルトリコ戦のように燃え続けることがカギになる」との言葉で締め括られた。

 第1、2回大会で2連覇を果たした後、第3、4回大会はともに準決勝で敗退している日本。果たしてこの"壁"を14年ぶりに越えられるだろうか。決勝進出をかけた大一番に注目だ。

構成●THE DIGEST編集部

【関連記事】「野球以外の行動はタブーだ」マイアミでくつろぐ侍J戦士の様子に韓国メディアが"決定的な差"を指摘!「天と地ほど違う」【WBC】

【関連記事】敵情視察!?佐々木朗希、村上宗隆ら侍J戦士がメキシコ対プエルトリコ戦を生観戦!現地ファンは興奮「今夜の試合に登場!?」【WBC】

【関連記事】「我々は怖くはない」メキシコ監督、"強気の構え"で侍ジャパンに挑む!「日本は素晴らしいチーム」と称賛も、選手を信頼!【WBC】