侍ジャパン

レッドソックスの地元メディアが“強すぎる”侍ジャパンを分析。大谷翔平&吉田正尚の周りには「まだまだ多くの才能がいる」【WBC】

THE DIGEST編集部

2023.03.19

投打で侍ジャパンを牽引している大谷(左)と吉田(右)。米メディアでは、この二人以外にも熱視線が注がれている。(C)Getty Images

 現在開催中のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で初戦の中国戦から5連勝を飾り、5大会連続の準決勝進出を果たした日本代表。現地時間3月20日(日本時間21日)には、フロリダ州マイアミでメキシコ代表との準決勝に挑む。

 日増しに存在感が強まる侍ジャパンについて、現地3月17日、ボストン・レッドソックスの地元メディア『Boston.com』は、「WBCに残っている無敗のチームは日本とベネズエラだけだ」と紹介。加えて、「ベネズエラの得失点差+14と比較し、5試合で+36とより説得力のある形でそれを成し遂げている」と記し、ここまでの凄まじい勝ち上がり方を絶賛した。

 また、同紙は記事内で、大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)に注目すると、「マウンドで防御率2.08、打撃でOPS1.438」という圧巻の投打スタッツを記述。現時点で今大会トップの10打点を記録している吉田正尚(レッドソックス)の存在にも触れ、「MLBファンが知っている名前ばかりではないが、オオタニとヨシダの周りにまだまだ才能のある選手がたくさんいる」と言及した。
 
 さらに「オオタニを中心とした残りのローテーションは、ここまで圧倒的な強さを誇る」と続ければ、準決勝以降で米国初先発が予想される山本由伸(オリックス)、佐々木朗希(ロッテ)に関しては、「NPBのエース」と表現。防御率5.40のダルビッシュ有(パドレス)に対しては、「ここまで苦戦している」と評価しつつも、層の厚さに目を丸くしているようだ。

 東京ドームで行なわれた5試合では、危なげない点差をつけている日本代表。14年ぶり3度目の"世界一"への期待が高まるなか、決勝進出をかけた次のメキシコ戦は、果たしてどのような内容となるだろうか。

構成●THE DIGEST編集部

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