3月8日に開幕した第5回ワール・ドベースボール・クラシック(WBC)もいよいよベスト4が出揃った。現在まで勝ち残っている日本、メキシコ、キューバ、アメリカによって世界一の座が争われることとなる。
【WBC PHOTO】オオタニ、トラウトだけじゃない! 各国のスタープレーヤーを一挙紹介!!
侍ジャパンは現地時間20日にメキシコ代表と決勝進出を懸けて対戦する。3度目のファイナル進出、そして大会制覇を狙う日本に対し、メキシコは初の4強の戦い。実績では日本が上回っていることは間違いないが、今大会を黒星発進としながらもしぶとく食い下がってきたメキシコの実力は侮れない。
1次ラウンドでは優勝候補アメリカを撃破するなど、その力は確かなものがあるメキシコ。米大陸地域の強豪国として頂点に登り詰めることに自信を深めている中でも、現地メディア『MARCA』メキシコ版では大一番を前に日本への警戒心を募らせている。
3月18日に配信となった記事の中では「メキシコは3月20日のWBC準決勝で日本と対戦するが、決勝に進む前のこの最後の試練を乗り越えるのは決して簡単なことではない」と綴っており、その上で「日本は野球の歴史家であり、IBAF(国際野球連盟)の世界ランキングで何度も首位に立ったことがある」と対戦国を称えている。
さらに「ワールド・ベースボール・クラシックの最初の2回、2006年と2009年に日本が優勝していることも特筆に値する。メキシコの準決勝の相手は、間違いなく今大会で我が国が直面する最も厳しい試練となる。もうひとつ、日本はWBC2023で対戦したすべての試合で勝利している」と過去の実績や今大会の成績を振り返った。
加えて同メディアは「ショウヘイ・オオタニは間違いなく日本の宝である。彼はイタリア戦のマウンドで輝きを放ち、日本をワールド・ベースボール・クラシックの準決勝に送り出す原動力となった。この投手は、2回表にビニー・パスカンティーノを102マイル(164キロ)の速球で打ち取るという、キャリア最速の投球を披露した」として、大谷のパフォーマンスを評している(※NPB時代に165キロを計測)。
他にも記事では「ケンスケ・コンドウとラーズ・ヌートバーは、オオタニと並んで多くの得点を記録している」と個人成績にも言及。日本の高いチーム力を絶賛している。
メキシコにとって、今大会の中で一番の「試練」と例えられるほどの強さを誇る日本代表との戦い。日本から見ても、準決勝はここまでで最も厳しいゲームとなることが予想される。ファイナル進出をかけた一戦、制するのは果たしてどちらか。
構成●THE DIGEST編集部
【関連記事】「日本はオオタニを擁するんだ」侍ジャパンvsメキシコの珠玉カードにエ軍番記者が大興奮!「たまらない」【WBC】
【関連記事】「野球以外の行動はタブーだ」マイアミでくつろぐ侍J戦士の様子に韓国メディアが"決定的な差"を指摘!「天と地ほど違う」【WBC】
【関連記事】メキシコ監督が "異例の日程変更"に「100%不利だ」と不満! アメリカの2位通過が"TV放送枠"の誤算に?【WBC】
【WBC PHOTO】オオタニ、トラウトだけじゃない! 各国のスタープレーヤーを一挙紹介!!
侍ジャパンは現地時間20日にメキシコ代表と決勝進出を懸けて対戦する。3度目のファイナル進出、そして大会制覇を狙う日本に対し、メキシコは初の4強の戦い。実績では日本が上回っていることは間違いないが、今大会を黒星発進としながらもしぶとく食い下がってきたメキシコの実力は侮れない。
1次ラウンドでは優勝候補アメリカを撃破するなど、その力は確かなものがあるメキシコ。米大陸地域の強豪国として頂点に登り詰めることに自信を深めている中でも、現地メディア『MARCA』メキシコ版では大一番を前に日本への警戒心を募らせている。
3月18日に配信となった記事の中では「メキシコは3月20日のWBC準決勝で日本と対戦するが、決勝に進む前のこの最後の試練を乗り越えるのは決して簡単なことではない」と綴っており、その上で「日本は野球の歴史家であり、IBAF(国際野球連盟)の世界ランキングで何度も首位に立ったことがある」と対戦国を称えている。
さらに「ワールド・ベースボール・クラシックの最初の2回、2006年と2009年に日本が優勝していることも特筆に値する。メキシコの準決勝の相手は、間違いなく今大会で我が国が直面する最も厳しい試練となる。もうひとつ、日本はWBC2023で対戦したすべての試合で勝利している」と過去の実績や今大会の成績を振り返った。
加えて同メディアは「ショウヘイ・オオタニは間違いなく日本の宝である。彼はイタリア戦のマウンドで輝きを放ち、日本をワールド・ベースボール・クラシックの準決勝に送り出す原動力となった。この投手は、2回表にビニー・パスカンティーノを102マイル(164キロ)の速球で打ち取るという、キャリア最速の投球を披露した」として、大谷のパフォーマンスを評している(※NPB時代に165キロを計測)。
他にも記事では「ケンスケ・コンドウとラーズ・ヌートバーは、オオタニと並んで多くの得点を記録している」と個人成績にも言及。日本の高いチーム力を絶賛している。
メキシコにとって、今大会の中で一番の「試練」と例えられるほどの強さを誇る日本代表との戦い。日本から見ても、準決勝はここまでで最も厳しいゲームとなることが予想される。ファイナル進出をかけた一戦、制するのは果たしてどちらか。
構成●THE DIGEST編集部
【関連記事】「日本はオオタニを擁するんだ」侍ジャパンvsメキシコの珠玉カードにエ軍番記者が大興奮!「たまらない」【WBC】
【関連記事】「野球以外の行動はタブーだ」マイアミでくつろぐ侍J戦士の様子に韓国メディアが"決定的な差"を指摘!「天と地ほど違う」【WBC】
【関連記事】メキシコ監督が "異例の日程変更"に「100%不利だ」と不満! アメリカの2位通過が"TV放送枠"の誤算に?【WBC】