大いに盛り上がった熱戦だっただけに不愉快な騒動だった。波紋を広げているのは、現地3月19日、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の準決勝のアメリカ代表vsキューバ代表の一幕だ。
14対2でアメリカの大勝で終わったこの試合は、長きにわたって国交断絶による対立と、緩和の歴史を繰り返してきた両国の関係もあって、ピリついた雰囲気が漂っていた。試合前にはテロ組織による妨害行為の呼びかけが明るみになったほか、球場付近でデモが起きるなど、“単なる野球の試合”ではなかった。
無論、選手たちは政治とは無関係。しかし、心無いファンによる“口撃”の被害に遭った選手もいる。キューバの中継ぎ投手であったフランク・アルバレス(中日)だ。
米スポーツ専門局『ESPN』が伝えたところによれば、アルバレスは試合中に外野スタンドの一角に設置されたブルペンで調整を行なっていると、ある男性ファンが「政治的な野次」を浴びせてきたのだという。SNSで拡散された映像には暴言を吐くファンに対して、激怒したアルバレスがボールを投げつけるシーンが映っている。
男性が何を言っていたかの詳細は定かではない。しかし、心無い野次にアルバレスの胸中が穏やかでないのは想像に難くない。
無論、日本でプレーする24歳の投手を慮る声は少なくない。SNSでは「最悪の態度だ」「アルバレスは何も悪くない。選手をなめきって、スポーツに不必要に政治を持ち込もうとする最悪の客だ」「他人を侮辱するのは認められるのか? 権限を持たない選手に何を求めるんだ」「野球を政治に利用するな」と、主にキューバ国内のユーザーからの反響が目立った。
構成●THE DIGEST編集部
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無論、選手たちは政治とは無関係。しかし、心無いファンによる“口撃”の被害に遭った選手もいる。キューバの中継ぎ投手であったフランク・アルバレス(中日)だ。
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男性が何を言っていたかの詳細は定かではない。しかし、心無い野次にアルバレスの胸中が穏やかでないのは想像に難くない。
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