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侍ジャパン

「あいつでも追い込まれるんだな」 大谷翔平がWBC開幕戦でマウンドに上がった理由は?栗山英樹監督が天才に見た“緊張”を激白!

THE DIGEST編集部

2023.03.26

中国戦で登板した大谷。ブルペンでは1球もストライクに入っていなかったようだ。写真:鈴木颯太朗

中国戦で登板した大谷。ブルペンでは1球もストライクに入っていなかったようだ。写真:鈴木颯太朗

 ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で14年ぶり3度目の優勝を果たした日本代表を指揮した栗山英樹監督が、3月26日にテレビ朝日系列で放送された「サンデーLIVE!!」に出演。開幕戦で大谷翔平(エンジェルス)が緊張していた様子を明かした。

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 去る3月9日の中国との開幕戦で大谷は先発登板を果たした。試合直前には、開幕セレモニーが東京ドームで行なわれ、場内が暗くなる場面もあったなかで、背番号16は外野の壁を利用した自らのルーティンを淡々と行ない、集中力を保っていたように見えた。

 改めてこの場面を番組コメンテーターの松木安太郎氏に問われた指揮官は「暗い所で練習したなかで、試合が始まるというときに、皆まだベンチにいるのに翔平だけマウンドに行って投げ始めたじゃないですか」と話しはじめると、「ブルペンで1球もストライクが入ってなかった」と暴露した。
 
 そして「だから本人も不安だったと思う。早く行って投げなきゃっていう。今回の大会は球数ではなく、時間の中で何球でも練習できたので、早く上がって投げたかったんだろうな」と大谷の焦りを読み取り、こう続けた。

「『あいつでもそこまで追い込まれるんだな』って思って見ていました」

 大会MVPに輝くなど“二刀流”としての才能を遺憾なく発揮した28歳。世界最強の選手である彼でさえも、緊張をする場面はあったようだ。

構成●THE DIGEST編集部

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