３月28日、世界野球ソフトボール連盟（WBSC）は、野球男子の世界ランキングを更新した。第５回ワールド・ベースボール・クラシック（WBC）で14年ぶり金メダルを獲得した日本が１位をキープし、準優勝の米国が１つ順位を上げ２位、今大会初のベスト４入りを果たしたメキシコが、５位から３位に浮上した。

　一方、韓国は４位から１つ順位を落とし、「WBCで苦杯を嘗めさせられた」と韓国球界は悲嘆に暮れていると同国ポータルサイト『MT』は伝える。同メディアによれば、「韓国は2016年12月31日のWBSC世界ランクで３位に浮上。その後2021年８月11日には２位まで押し上げ、１位を捉えたかのように見えたが、2021年12月31日に３位に、昨年12月31日には４位に。今回発表のランキングで５位まで転落した」という。
  　同ランキングは、U12代表から社会人代表まで過去４年間の国際大会成績をもとに作成されているが、同記事では「2023WBCでの成績不振も順位を下げる要因となった」と綴ったうえで、「今回は14年ぶりの準々決勝進出を目指して挑んだ韓国だが、2013、17年につづき３大会連続で１次ラウンド敗退の憂き目にあった」と嘆いた。

　今回のWBCで優勝した日本が1150ポイントを新たに手にした一方、韓国は621ポイントにとどまり、合計4049ポイント。１次ラウンド プールＡを５位で終え242ポイントを獲得した台湾まで、12ポイント届かず５位と順位を下げたのだった。

構成●THE DIGEST編集部

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