３月31日、オリックスの森友哉がベルーナドームで行なわれた西武との開幕戦に「５番・捕手」でスタメン出場。第４打席で起死回生の同点ソロを放つなど、３対２でのチーム勝利に貢献した。
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　土壇場で試合を振り出しに戻した。１対２と１点ビハインドで迎えた９回２死の場面で、相手ルーキー青山美夏人が投じた初球137キロの内角低めのスプリットを強振。打球はぐんぐん伸びてオリックスファンが待つ右中間スタンドに着弾した。

　そして、10回には宗佑磨もそれに続いて新外国人ティノコからソロホームランを放つ。西武に反撃を許さなかったオリックスが大事な初戦を劇的な逆転勝利で飾った。

　もちろんこの日、お立ち台に上がったのは森である。拍手と声援が沸き起こるなか、古巣の西武ファンからのブーイングも少なくなかった。するとSNSでは「あまりにも冷酷過ぎないか？」「西武ファンは出てった選手に厳しいな」「それだけ大きな存在だったんだな」「西武で愛されていた証拠よ」など様々なコメントが寄せられた。
  　試合後のインタビューで、どのような気持ちで試合に臨んだか問われると「不安と楽しみが両方あった」と明かした森。ビジターでのオリックスファンの声援が「めちゃくちゃ頼もしかった」と謝辞を述べると、続けて「明日以降も良い流れで試合ができればいいなと思う」と力を込めた。

構成●THE DIGEST編集部

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