“お化けフォーク”が鮮烈のメジャーデビューを飾った。

　現地４月２日、今季からMLBに挑戦するニューヨーク・メッツの千賀滉大がマイアミ・マーリンズ戦で先発登板。初回に無死満塁のピンチを迎えるなど１失点を喫するも、その後はぐんぐん調子を上げて追加点を与えない。５回３分の１を投げて３安打・８奪三振・１失点と圧巻の内容を披露した。

　米メディアも驚きをもって千賀のパフォーマンスを絶賛するなか、降板した直後にダグアウトでみせたリアクションにも注目が集まった。

　マーリンズのガルシアがピッチクロックの“８秒ルール”違反で三振のジャッジを受ける。ライブ中継の映像がダグアウトの前列に座る千賀の様子を抜くと、「ウワーォー！」と絶叫する姿が映し出された。
  　大谷翔平マニアを自称するベン・バーランダー記者は「センガのリアクションはプライスレスだよ」と泣き笑い絵文字を添えてツイート。『FOXスポーツ』公式が「絶妙なリアクションだ！」と綴れば、地元NYメディア『SNY』も「しっかりセンガの反応を見ておいて！」と紹介した。

　名刺代わりの衝撃デビューで早くも注目度を高めた千賀。試合はメッツが５対１で勝利を収め、千賀はデビュー戦で見事にメジャー初勝利を挙げている。

構成●THE DIGEST編集部

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