第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で3大会ぶりの世界一に輝いた侍ジャパン。チームを率いた栗山英樹監督が大会MVPに輝いた大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)との”ある秘話”を明かした。
栗山監督は4月2日深夜にテレビ朝日で放送された『GET SPORTS』に出演。番組ナビゲーターの南原清隆氏と対談した中で、14年ぶりのWBC世界一の裏側にあった知られざる秘話を同氏に明かした。
侍ジャパンを支えたキーマンたちの独占告白や先発ローテーションを決めた時期などを明らかにした栗山監督。トークが熱を帯びてきたなか、話は球史に残る死闘となった準決勝メキシコ戦の話題へ。
指揮官は「あんなに感情を全てのシーンに出して野球をする大谷翔平は初めて見た」と言い、「1試合すべてを懸けて、みんなが勝ち負けだけに命を懸けて戦う。それこそが彼にとって一番楽しいわけですよね。だから彼の喜怒哀楽みたいな感情が前面に出た。それにみんなが引っ張られた」と大谷の闘志溢れるプレーを称賛した。
さらに指揮官は、「これは誰にも言ってないですけど」と前置きしたうえで、「(9回裏に)大谷翔平がツーベースを打ったじゃないですか。あの時に大谷はバットを短く持っているんですよ」と告白。大谷があの打席だけ、バットのグリップエンドを少し余らせてバッターボックスに入り、ヒット狙いだったことを明かした。
続けて、「大谷が誰に言ったか分からないですけど、『ヒット打ってくるね』って言ったらしいですよ。あとから聞いたんですけど」と言い、「イメージ通りだったから、ああいう表情になったかもしれないですね」と、9回に先頭打者で二塁打を放った大谷が二塁ベース上で日本ベンチに向かって感情をむき出しに吠えた場面を回顧した。
1点ビハインドの9回土壇場で逆転サヨナラ勝ちした試合に指揮官は「みんなの知恵と勘と勝ちたい気持ちが、すべてつながった」と振り返り、WBC史上でも屈指の名場面だったと持論を述べた。
稀代の二刀流の”凄み”が、またひとつ明らかとなった。
構成●THE DIGEST編集部
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さらに指揮官は、「これは誰にも言ってないですけど」と前置きしたうえで、「(9回裏に)大谷翔平がツーベースを打ったじゃないですか。あの時に大谷はバットを短く持っているんですよ」と告白。大谷があの打席だけ、バットのグリップエンドを少し余らせてバッターボックスに入り、ヒット狙いだったことを明かした。
続けて、「大谷が誰に言ったか分からないですけど、『ヒット打ってくるね』って言ったらしいですよ。あとから聞いたんですけど」と言い、「イメージ通りだったから、ああいう表情になったかもしれないですね」と、9回に先頭打者で二塁打を放った大谷が二塁ベース上で日本ベンチに向かって感情をむき出しに吠えた場面を回顧した。
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