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プロ野球

「日本の怪物は疲れを知らないのか」佐々木朗希らの侍Jの剛腕たちに韓国メディアが驚嘆!「大谷よりはるかに良い」

THE DIGEST編集部

2023.04.08

揃ってシーズン開幕を迎えた山本(左)、佐々木(中央)、高橋(右)。彼らの快投に韓国メディアから称賛の声が上がった。(C)THE DIGEST、写真:産経新聞社

揃ってシーズン開幕を迎えた山本(左)、佐々木(中央)、高橋(右)。彼らの快投に韓国メディアから称賛の声が上がった。(C)THE DIGEST、写真:産経新聞社

 侍ジャパンを支えたエース級の投手陣たちに熱視線が注がれた。

 4月6日に行なわれたプロ野球では、各地でワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場した佐々木朗希投手(ロッテ)、山本由伸投手(オリックス)、高橋宏斗投手(中日)の3人が揃って勝利。圧巻の投球が日本で話題となった。

 3投手ともに疲れ知らずのピッチングだった。佐々木が自己最速まで1キロに迫る164キロをマークすれば、山本は158キロを記録し、高橋は156キロを計測。3人合わせて被安打4、25奪三振と文字通り相手を牛耳る投球で、エースたる所以を見せつける内容となった。

 そんな日本の怪腕たちが同日に披露した圧巻の投球には、韓国メディアも度肝を抜かれた。スポーツのポータルサイト『OSEN』は「初登板から164キロ、揃って25奪三振……。日本の怪物たちはWBCの後遺症を知らない」と銘打った記事を掲載。「日本の投手たちは疲れと言うものを知らないのか」と千両役者ぶりに脱帽している。
 
 被安打1、無失点という内容だった佐々木について「秒速10メートルの強風を突き抜けて、最速164キロの剛速球を投げつけた」と記した『OSEN』は、残る2人のピッチングについても賛辞を送ったうえで、「WBCで主軸であった彼らへの負担は小さくなかったはずだが、いずれも後遺症などは感じさせない。疲れを知らない日本の怪物たちの勢いは続きそうだ」と強調した。

 また、韓国のネットメディア『Daum News』も佐々木の“開幕戦”をクローズアップ。投球内容を「完璧なスタートだ。佐々木が才能を証明する時がきた」と絶賛した彼らは、侍ジャパンのエースとなった大谷翔平(ロサンゼルス・エンジェルス)との比較を展開。さらに今後の活躍を展望した。

「佐々木はこれまで198回2/3イニングで252三振を奪って圧倒的な球威を見せつけている一方で、与四球は39、被本塁打は12と少ない。この段階で比較すれば、当時の大谷翔平の成績よりもはるかに良い」

「総額3億ドルの契約も可能だという希望的観測も出ている佐々木が今季に証明しなきゃならないのは、1シーズンをフルで戦い切って、圧倒的な成績を残せるかどうかだ。いまだフルタイムでローテーションを回した経験がない彼が、日本中が熱狂するなかで怪我をせずに健康を維持できるかどうかは、すでに数多のスカウトを派遣しているメジャー球団も気になるところだろう」

 WBCで世界一を勝ち取り、世界的な声価を高めた日本の投手陣。その一挙手一投足は、1年を通して各国メディアの注目を集めそうだ。

構成●THE DIGEST編集部
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