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「日米の投手で一番違うのは…」吉田正尚が開幕1週間で体感した“メジャーの洗礼”を告白!「グリーンモンスターは勉強中」

THE DIGEST編集部

2023.04.08

名門レッドソックスで開幕から「4番」での先発が続く吉田。いよいよエンジンがかかってきたか。(C)Getty Images

 今季からボストン・レッドソックスでプレーし、「4番・レフト」で先発出場を続けているのが吉田正尚だ。ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で日本の世界一奪還に多大な貢献を果たした男が、MLB公式サイトのインタビューに登場。怒涛のごとく過ぎ去った開幕からの1週間を振り返った。

 インタビュアーのイアン・ブラウン記者がまず気になったのは、日米の違いだったようだ。ファンの応援スタイルについて訊かれた吉田は、「日本では、ここフェンウェイ・パークのように投手が2ストライクを奪ったときにリズミカルな手拍子はしないですね」とコメント。現地4月3日のパイレーツ戦で第1号本塁打を放った際は「嬉しかったんですけど、同時に気持ちを落ち着かせようとも思っていました」と振り返った。

 日本とアメリカの投手の違いについても言及。「明確に一番違いを感じるのは、やはり球速です。あとはアメリカの投手はスプリッターよりチェンジアップを好んで投げる印象です。速球とチェンジアップに早く慣れる必要があります」と回答した。

 フェンウェイ・パーク名物の"グリーンモンスター"は、レフトを守る吉田にとって上手く付き合っていきたい存在だ。こちらに関しては「オフ・ザ・ウォールでは、ボールを大事に見極めて、シングルに抑えることに集中しなければいけません。取り組みはじめたばかりで、まだ勉強中です」と素直に明かした。
 
 さらに話題は趣味嗜好にも及び、「ステーキが大好き」「オフシーズンはゴルフを楽しみます。右打ちです」「テレビ番組は日本のお笑いが好き」とテンポ良く答え、WBCでの最高の思い出を問われると、「チャンピオンになったこと。それこそがベストの思い出です」と語った。

 吉田は開幕から7試合(32打席)に出場。28打数7安打の打率.250、1本塁打、6打点、2三振、3四球でふたつの盗塁もマークしている。

構成●THE DIGEST編集部

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