現地４月７日、ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平は本拠地開幕戦となったトロント・ブルージェイズ戦に「３番・DH」で先発出場。４打数２安打と活躍したが、チームは惜しくも３対４の逆転負けを喫した。

　そのゲームで話題を集めたひとりが、大谷ファン歴１年という地元出身の女性、ベロニカさんだ。試合前に行なわれたトークイベントから大谷を密着マーク。赤色の漢字で「結婚して翔平」と書き込み、ハートマークを添えた自家製ボードを手に熱烈にアピールしていた。

　日本の『テレビ朝日』の取材を受けた25歳は「ひょっとしたらショウヘイが気づいてくれるかもしれない。目立つように単刀直入に『結婚して』と書いたの」と明かし、「ショウヘイの名前を書くだけでなんだか彼とつながっているように感じました」とハイテンション。１年前にお父さんの影響でスタジアムに足を運ぶようになり、そこで大谷にひとめぼれ。ワールド・ベースボール・クラシック（WBC）での大谷の言動にも感銘を受け、「彼は言葉でも人の心を動かすことが人」と称えた。

　バッティング練習後にバナーを持って大谷に声を掛けたところ、「信じられない！手を振ってもらえたの！」と大感激のベロニカさん。地元LAの放送局『KCAL News』でレポーターを務めるジル・ペインター・ロペス氏も彼女に注目し、試合後に直撃している。「どう？　彼（大谷）は返事してくれた？」と問いかけると、ベロニカさんは「イヤァ（イエス）だったからハッピーだけど。プリーーズ！」とおどけて笑顔を振りまいた。
  　この動画がツイッターに投稿されると、コメント欄には日米ファンからの声が続々。「100万マイルの行列があるけど、良いトライだ。何が起こるか分からないからね」「めっちゃ可愛い！」「大谷くんが振り向いてくれるといいね」「性格良さそう」「漢字が上手いね！」「宝くじで当たるより難しい確率」などなど、ユニークな意見が相次いで寄せられている。

　ベロニカさんの声援に応え、大谷は本拠地で今季初ホームランを放つか。そしてエンジェルスは勝利を飾れるか。ブルージェイズとの第２戦は日本時間日曜日、午前10時７分のプレーボールだ。

構成●THE DIGEST編集部

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