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MLB

死球を与えたレッドソックス投手がマウンドで号泣…「何が起こった?」と仲間に囲まれてスタジアムも騒然

THE DIGEST編集部

2023.04.15

苦悶の表情を浮かべてマウンドを降りるケリー(中央)。(C)REUTERS/AFLO

苦悶の表情を浮かべてマウンドを降りるケリー(中央)。(C)REUTERS/AFLO

 突然の出来事にスタジアムが騒然とした。

 現地4月12日、ボストン・レッドソックスは敵地でのタンパベイ・レイズ戦に臨んだ。3対8で迎えた5回裏だった。先発クリス・セールの後を受けてザック・ケリー投手が登板。2死1塁で1番・DHのヤンディ・ディアスを迎える。そして、カウント2-2から投じたツーシームがディアスの左腕を直撃。デッドボールを与えてしまう。

 するとケリーはグローブを外してうずくまり、両手で顔を覆って号泣。いったい何が起こったのかとチームメイトたちやスタッフらが歩み寄って心配するも、なかなか立ち上がれない。やがて利き腕である右腕の肘の部分を気にしながらマウンドを降り、そのまま交代となった。

 一夜明けて米誌『Sports Illustrated』が最新情報をレポート。「レイズ戦の5回に肘の故障と思われる症状で泣きながら降板したザック・ケリーに関して、レッドソックスは右肘の炎症があるため『15日間の負傷者リスト(IL)入り』を発表した」と報じた。

 そのうえで、「ケリーは肘の痛みと無縁の選手ではない。2020年シーズンに右腕のUCL(内側側副靭帯)を断裂してトミー・ジョン手術を受けた。水曜日に彼が同じ箇所を負傷したのかどうかは分からないが、ひとまず腕を休めるため、少なくとも2週間は休養することになる」と続けた。
 
 投げた瞬間に腕の異変に気づき、あるいは辛かった2020年の記憶が蘇り、マウンド上で涙してしまったのか。想像の域を脱しない。

 レイズの地元局である『Bally Sports Sun』は公式ツイッターで「レッドソックスの右腕、ザック・ケリーが大事に至らないことを祈る」と温かいメッセージを寄せている。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】死球を与えた直後にうずくまり、マウンドで号泣するケリー

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