待望の一発が飛び出した。
現地4月14日に敵地で行なわれたロサンゼルス・ドジャース戦にシカゴ・カブスの鈴木誠也が「4番・ライト」で先発出場。チームが2点をリードしていた8回に今季第1号となるソロホームランを放った。
今春に左脇腹を痛めて離脱を余儀なくされていた鈴木。その後に順調なリハビリを重ね、ドジャースとの注目の一戦で今季初出場を果たしていた。
そんな28歳のサムライは、ゲーム終盤に目に見える結果を残す。カブスがリードした8回表に5打席目を迎えると、対峙したアンドレ・ジャクソンが投じたインハイへの95マイル(約152.8キロ)の4シームを強振。高々と舞い上がった打球は、あれよあれよと飛距離を伸ばしていき、レフトスタンドの中段に着弾。イリノイ州地元局『WGN TV』のスポーツキャスター、ジョシュ・フライドマン氏は「おかえりなさい、セイヤ!」を興奮気味に叫ぶ、豪快弾となった。
先述の怪我でワールド・ベースボール・クラシックの日本代表参戦も涙ながらに辞退していた鈴木。2週間遅れでのようやくやってきた開幕で頼もしい打棒を披露した背番号27には、地元メディアも賛辞を惜しまない。
カブス専門ポッドキャスト『CHGO Cubs』は「今年のセイヤは何かを証明するかもしれない。間違いなくリーグで注目するべき男だ」と絶賛。また、メジャーリーグで生まれたありとあらゆるホームランのデータを集計している『Would it dong』は「スズキの一発は紛れもないホームランだ。MLB30球場でそうなる」と圧巻のパワーを証明した。
結局、鈴木のそれを含めた4発を打ち込む一発攻勢で8対2としてドジャースを退けたカブス。3年ぶりの地区優勝を目指すチームに"最強の助っ人"が帰ってきた。
構成●THE DIGEST編集部
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今春に左脇腹を痛めて離脱を余儀なくされていた鈴木。その後に順調なリハビリを重ね、ドジャースとの注目の一戦で今季初出場を果たしていた。
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先述の怪我でワールド・ベースボール・クラシックの日本代表参戦も涙ながらに辞退していた鈴木。2週間遅れでのようやくやってきた開幕で頼もしい打棒を披露した背番号27には、地元メディアも賛辞を惜しまない。
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結局、鈴木のそれを含めた4発を打ち込む一発攻勢で8対2としてドジャースを退けたカブス。3年ぶりの地区優勝を目指すチームに"最強の助っ人"が帰ってきた。
構成●THE DIGEST編集部
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