4月14日、ロッテの佐々木朗希は、本拠地ZOZOマリンスタジアムで行なわれたオリックス戦に先発出場。7回(105球)を投げて被安打1、無失点、11奪三振をマークし、今季2勝目を手にした。
【動画】「地球上で最高の投手」佐々木朗希の"キレキレフォーク"
この日は、先のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で、侍ジャパンのチームメイトとして共闘した山本由伸との直接対決。両雄の投げ合いを見ようと、球場には今季最多の2万9088人の観客が訪れた。
序盤からエンジン全開だった。初回は茶野篤政への第一球でいきなり160キロを計測するなど、3者連続三振の立ち上がり。その後も背番号17の勝負球であるスライダー、フォークを効果的に織り交ぜ、5回まで完全投球を披露している。
だが、6回無死の場面で、西野真弘に四球を与えると、続く若槻健矢に初安打を許し、得点圏にランナーを背負う。続く太田椋の犠打で1死二、三塁とピンチを招いたが、茶野を空振り三振、ゴンザレスを右邪飛に仕留め、無失点で抑えた。
この佐々木の圧巻ピッチングに米野球データサイト『Codify Baseball』も脱帽だ。「ロウキ・ササキは地球上で最高のピッチャーの 1 人だ」と公式ツイッターで称えると、この投稿には「本当に凄かった」「将来のヤンキース入り候補だ」などの声がフォロワーから寄せられている。
試合後のインタビューで、山本との投げ合いについて「1点取られたら勝てないと思ったので、どうにかゼロに抑えることだけを考えて投げた」と明かした佐々木。また、ロッテの応援団にお願いして、コールが「佐々木」から「朗希」になったことについては、「朗希コールのおかげで頑張れたかなと思う」と謝辞を述べ、会場を沸かせた。
構成●THE DIGEST編集部
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序盤からエンジン全開だった。初回は茶野篤政への第一球でいきなり160キロを計測するなど、3者連続三振の立ち上がり。その後も背番号17の勝負球であるスライダー、フォークを効果的に織り交ぜ、5回まで完全投球を披露している。
だが、6回無死の場面で、西野真弘に四球を与えると、続く若槻健矢に初安打を許し、得点圏にランナーを背負う。続く太田椋の犠打で1死二、三塁とピンチを招いたが、茶野を空振り三振、ゴンザレスを右邪飛に仕留め、無失点で抑えた。
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