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MLB

「野球IQ=100万!」大谷翔平が咄嗟に閃いた“絶妙スルー”を米記者が手放し称賛!「ボールを捕らなくとも一流だ」

THE DIGEST編集部

2023.04.23

してやったりの併殺にこの表情。大谷が非凡な野球センスを垣間見せた。(C)Getty Images

してやったりの併殺にこの表情。大谷が非凡な野球センスを垣間見せた。(C)Getty Images

 3回表、無死一塁の場面だった。現地金曜日、カンザスシティ・ロイヤルズ戦でロサンゼルス・エンジェルスの先発、大谷翔平が披露したマジカルなプレーに本拠地もどよめいた。

 迎えた打者はニッキー・ロペス。大谷は100.2マイル(約161.2キロ)の速球で打って取る。自身のやや右上に飛んだ打球を一度はジャンプして捕ろうとしたが、一瞬の判断でこれをスルー。後方に控えていた遊撃手のザック・ネトが軽やかにキャッチしてゲッツーを獲ったのである。

 大谷は試合後に“絶妙スルー”の場面を振り返り、「最初は捕ろうかなと思いましたけど、そっちのほうがスムーズに行くかなと。グローブを引いたのも(ネトへの)信頼の証で、(併殺を)取ってくれると思っていた。素晴らしかったと思います」とメジャーデビューまもない22歳を持ち上げた。
 
 見事な頭脳的プレーに対して、「ピンチングニンジャ」として有名な投球分析の専門家、ロブ・フリードマン氏がツイッターで「ショウヘイはボールを“捕らなくとも”一流だった」と動画付きで称えると、この投稿に反応した記者のブレット・クリステンセン氏も「野球IQ=100万!」と絶賛した。

 さらにはファンからも賛辞が殺到。「信じられない!」「生まれ持ってのセンスがなせる業」「もはや異次元の才能だ」「あの速さであの判断ができるなんて……」「現実離れしたプレーだよ」「なんて冷静なんだ」「スーパーAI“ショウヘイ”だ」と枚挙に暇がないほどだ。

 大谷は7回までに102球を投げて、2安打、11奪三振、2四球、無失点という圧巻のピッチングを誇示。チームの2対0快勝に貢献し、今季3勝目をマークした。

構成●THE DIGEST編集部

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