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MLB

「NPBで何度も見てきたから驚かない」”炎上降板”の藤浪晋太郎に元DeNAラミレスが酷評も”中継ぎ”起用が好転のカギ!?

THE DIGEST編集部

2023.04.23

メジャー4連敗となった藤浪(左)。元横浜DeNA監督のラミレス(右)氏は起用方について持論を述べた。写真:THE DIGEST写真部、(C)Getty Images

メジャー4連敗となった藤浪(左)。元横浜DeNA監督のラミレス(右)氏は起用方について持論を述べた。写真:THE DIGEST写真部、(C)Getty Images

 開幕から苦戦続きとなっている29歳の日本人右腕が、ふたたび大乱調だ。

 現地時間4月22日、今季からオークランド・アスレティックスの一員としてプレーしている藤浪晋太郎は、敵地グローブライフ・フィールドで行なわれたテキサス・レンジャーズ戦に先発登板。3回途中(72球)、被安打7、奪三振2、四死球4、失点8でメジャーデビューから4連敗を喫し、チームは3対18の大敗を喫した。

 初回に2点の援護をもらい、今季4度目の先発マウンドに上がった藤浪。しかし、その裏に4番アドリス・ガルシアの同点2ランを被弾すると、続く2回は自身の暴投から立て続けにタイムリーを浴び、一挙5点のビッグイニングを許す。さらに、3回は先頭打者に四球を与えるなど、投球を修正できないまま1死三塁となったところで降板した。

 またしても浮上のキッカケを掴めず、防御率14.40と悪化している藤浪に対しては、周囲からも厳しい声が少なくない。試合後、元横浜DeNA監督のアレックス・ラミレス氏は公式ツイッターを更新。「この結果は、NPBで何度も見てきたことだから驚かない」と言及。なかなか思うような結果を残せない日本人ルーキーの起用法について提言を行なっている。
 
 また、「チームとしては、フジナミを1、2イニングのリリーフとして使うのがベストかもしれない」と続けると、「または、すぐマイナー2Aに行けば、もっといい結果を出すかもしれない!」と自身の見解を共有。ツイートの最後では「まだMLBの準備ができていない」と記しており、現在のプレーぶりに疑問符を投げかけていた。

 メジャーの舞台で苦しい日々が続く藤浪だが、果たして今後はどのように課題を修正していけるだろうか。日本人右腕の奮起に期待したい。

構成●THE DIGEST編集部

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