アメリカ人侍ジャパン戦士が守備で輝きを放っている。

　セントルイス・カーディナルスのラーズ・ヌートバーが現地４月25日、敵地でのサンフランシスコ・ジャイアンツ戦に１番・ライトで先発出場。この日は３打数ノーヒットと、打撃ではいいところを見せられなかったが、驚きの強肩を披露しファンを沸かせている。

【動画】ヌートバー、衝撃のレーザービーム 　５回表、２-１とリードしたジャイアンツは、２死から２番のマイケル・コンフォートがライト線へのヒットを放つ。長打コースとなる当たりだったが、ライトのヌートバーがクッションボールを素早く掴み、振り向きざまに二塁へ転送。二塁を狙ったコンフォートを、ノーバウンドのストライク返球で見事タッチアウトに仕留めてみせた。

　強肩を活かした“レーザービーム”に、現地メディアも称賛の声を上げている。『FOX Sports』のMLBアナリスト、ベン・バーランダー氏は映像とともに「ヌ―――ト!!! なんて送球だ」と綴り絶賛。同様に、『Jomboy Media』のポッドキャスト番組『Talkin’Baseball』の公式ツイッターも「ラーズ・ヌートバー砲だ」と興奮気味に綴っている。

　３月のワールド・ベースボール・クラシックでも侍ジャパンのセンターとして華麗な守備を見せていたヌートバー。舞台が変わっても、その輝きは少しも変わらないようだ。

構成●THE DIGEST編集部

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