わずか数メートルだけ届かず……。惜しくも“大記録”の達成はならなかった。
現地時間4月27日、ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平が本拠地エンジェル・スタジアムでのオークランド・アスレティックス戦に「3番・指名打者兼投手」で先発。チームが8対7で勝利した試合で、「打者・大谷」が出色のパフォーマンスを見せた。
第1打席で二塁への内野安打、第2打席で左中間への二塁打、第4打席で右中間への三塁打を放っていた大谷。史上初となる「先発投手のサイクルヒット」への期待が高まるなか、終盤8回に1死一、二塁という局面で最終第5打席を迎えた。
ここで対峙したアスレティックス5番手のリチャード・ラブレディが投じた初球を狙った。大谷は内角からストライクゾーンに食い込んでくる86.3マイル(約138.8キロ)のスライダーを強振。ファンの期待を乗せてセンター方向へと高々と舞い上がった大飛球は「行ったか」と思わせた。
がしかし、本人も「(バットの)先だったのでいったとは思わなかった」と振り返った打球はフェンス手前で失速して惜しくもセンターフライに。ちなみにフェンスを越えるまではわずか2メートルだったという。
【動画】サイクル達成を逃がし、ダグアウトで「惜しかったぁ」と悔しがる大谷 あと一歩だけ歴史的偉業には及ばなかったものの、彼の攻守に渡る奮闘が試合をエキサイティングなものに昇華させたのは言うまでもない。ゆえに現地の識者からも、この日の大谷には最大級の賛辞が送られた。
「すっごく惜しかった。ショウヘイはやっぱり凄いよ」
そう自身のツイッターでつぶやいたのは、エンジェルスの地元局『Bally Sports West』などでコメンタリーを務めるウェイン・ランダッゾ氏だ。連日のように話題を生み出す大谷の一挙手一投足をつぶさに伝えている同氏は、「野球の歴史が作られる可能性があった瞬間に興奮できないなら、わざわざ顔を出す必要はない」と一部のアンチをくさすように投げかけてもいる。
怒涛の17連戦を戦い続けるエンジェルスにあって、疲れ知らずで試合に挑み続ける大谷。そんな偉才が作る“娯楽”には、世界の野球ファンや識者から熱視線が注がれ続けている。
構成●THE DIGEST編集部
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第1打席で二塁への内野安打、第2打席で左中間への二塁打、第4打席で右中間への三塁打を放っていた大谷。史上初となる「先発投手のサイクルヒット」への期待が高まるなか、終盤8回に1死一、二塁という局面で最終第5打席を迎えた。
ここで対峙したアスレティックス5番手のリチャード・ラブレディが投じた初球を狙った。大谷は内角からストライクゾーンに食い込んでくる86.3マイル(約138.8キロ)のスライダーを強振。ファンの期待を乗せてセンター方向へと高々と舞い上がった大飛球は「行ったか」と思わせた。
がしかし、本人も「(バットの)先だったのでいったとは思わなかった」と振り返った打球はフェンス手前で失速して惜しくもセンターフライに。ちなみにフェンスを越えるまではわずか2メートルだったという。
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「すっごく惜しかった。ショウヘイはやっぱり凄いよ」
そう自身のツイッターでつぶやいたのは、エンジェルスの地元局『Bally Sports West』などでコメンタリーを務めるウェイン・ランダッゾ氏だ。連日のように話題を生み出す大谷の一挙手一投足をつぶさに伝えている同氏は、「野球の歴史が作られる可能性があった瞬間に興奮できないなら、わざわざ顔を出す必要はない」と一部のアンチをくさすように投げかけてもいる。
怒涛の17連戦を戦い続けるエンジェルスにあって、疲れ知らずで試合に挑み続ける大谷。そんな偉才が作る“娯楽”には、世界の野球ファンや識者から熱視線が注がれ続けている。
構成●THE DIGEST編集部
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