ルーキーイヤーから重責を担い、奮闘を見せている。
ニューヨーク・メッツの千賀滉大は現地時間4月26日、本拠地でのワシントン・ナショナルズ戦に先発登板した。5回94球を投げ、被安打5、7奪三振で2失点と今季5度目の登板となったこの日も好ピッチングを披露するも、味方打線が僅か4安打、1得点にとどまり、1対4で敗れたため、初の敗戦投手となった。
【動画】千賀滉大のお化けフォークでの奪三振ショーをチェック 同2日のメジャーデビュー登板から中5日での先発を続けている千賀。この日を終え、3勝1敗、26イニングを投げ防御率4.15の成績を残し、4月を終えようとしている。ここまでチームトップタイの勝ち星、ローテーションを守っていることも含め、上々の内容と言えるだろう。
そして現地メディアでは、開幕前から主力投手が離脱するというメッツ投手陣の苦しい台所事情により、日本人ルーキーにさらなる働きが求められると伝えている。地元紙『New York Post』は4月27日、「メッツ、ローテーションが完成するまで、コウダイ・センガの力が必要」と銘打った記事を配信。千賀の数字以上の貢献を称えている。
記事では、本来であれば千賀にはMLBに慣れるための時間を与えるはずだったと見解を綴っており、その上で「しかし、ローテーション投手が次々と戦列を離れてしまい、センガはここまで残っている最後のスターターとなった」と先発陣の現状を指摘。
続けて「メッツは早々に、当初のプラン以上の要求をしている。しかし、センガはまだその責任を果たす準備ができていないのだ」としながらも「現在壊れているローテーションにより、メッツはもっと多くを求めなければならない」として、新人右腕への今後を見通している。
さらに、当初、先発の柱となり得る存在だったジャスティン・バーランダー、ホセ・キンタナ、等の負傷者や、先日、粘着物質使用疑惑によりマックス・シャーザーも出場停止となっていることにも言及。加えて、バーランダー、シャーザーの両ベテランの年齢なども考慮しながら「メッツには、センガが新しい環境に素早く適応し、シャーザーとバーランダーがかつてのようなピッチングを早急に行うことが必要なのだ」と先発陣の再構築について展望した。
現在、ナ・リーグ東地区で2位につけ、千賀自身も3つの勝ち星を得るなど、チーム共々、順調なスタートを切ったように見える。しかし、今後のチーム事情如何では、背番号34への負担がさらに膨らむ可能性も少なくはないようだ。
構成●THE DIGEST編集部
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ニューヨーク・メッツの千賀滉大は現地時間4月26日、本拠地でのワシントン・ナショナルズ戦に先発登板した。5回94球を投げ、被安打5、7奪三振で2失点と今季5度目の登板となったこの日も好ピッチングを披露するも、味方打線が僅か4安打、1得点にとどまり、1対4で敗れたため、初の敗戦投手となった。
【動画】千賀滉大のお化けフォークでの奪三振ショーをチェック 同2日のメジャーデビュー登板から中5日での先発を続けている千賀。この日を終え、3勝1敗、26イニングを投げ防御率4.15の成績を残し、4月を終えようとしている。ここまでチームトップタイの勝ち星、ローテーションを守っていることも含め、上々の内容と言えるだろう。
そして現地メディアでは、開幕前から主力投手が離脱するというメッツ投手陣の苦しい台所事情により、日本人ルーキーにさらなる働きが求められると伝えている。地元紙『New York Post』は4月27日、「メッツ、ローテーションが完成するまで、コウダイ・センガの力が必要」と銘打った記事を配信。千賀の数字以上の貢献を称えている。
記事では、本来であれば千賀にはMLBに慣れるための時間を与えるはずだったと見解を綴っており、その上で「しかし、ローテーション投手が次々と戦列を離れてしまい、センガはここまで残っている最後のスターターとなった」と先発陣の現状を指摘。
続けて「メッツは早々に、当初のプラン以上の要求をしている。しかし、センガはまだその責任を果たす準備ができていないのだ」としながらも「現在壊れているローテーションにより、メッツはもっと多くを求めなければならない」として、新人右腕への今後を見通している。
さらに、当初、先発の柱となり得る存在だったジャスティン・バーランダー、ホセ・キンタナ、等の負傷者や、先日、粘着物質使用疑惑によりマックス・シャーザーも出場停止となっていることにも言及。加えて、バーランダー、シャーザーの両ベテランの年齢なども考慮しながら「メッツには、センガが新しい環境に素早く適応し、シャーザーとバーランダーがかつてのようなピッチングを早急に行うことが必要なのだ」と先発陣の再構築について展望した。
現在、ナ・リーグ東地区で2位につけ、千賀自身も3つの勝ち星を得るなど、チーム共々、順調なスタートを切ったように見える。しかし、今後のチーム事情如何では、背番号34への負担がさらに膨らむ可能性も少なくはないようだ。
構成●THE DIGEST編集部
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