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「私は夢中になった」千賀滉大のお化けフォークへの“ユニーク演出”にWBCで来日の米記者も興奮「気に入った」

THE DIGEST編集部

2023.04.10

千賀に対する粋な演出は、アメリカの記者たちの間でも大きな反響を呼んでいる。(C)Getty Images

千賀に対する粋な演出は、アメリカの記者たちの間でも大きな反響を呼んでいる。(C)Getty Images

 千賀滉大の本拠地デビュー戦で見られた“ユニークな演出”が話題となっている。

 現地時間4月8日、本拠地シティ・フィールドでのマイアミ・マーリンズ戦に先発登板したニューヨーク・メッツの千賀は、6回(90球)を投げ、被安打3、奪三振6、四球3、失点1と好投。メジャー初登板で白星をつかんだ現地時間2日のマーリンズ戦に続き、堂々たるピッチングで今季2勝目(0敗)を飾った。

 この試合で結果以上に反響を集めているのが、日本人右腕への“粋な演出”だ。メジャーの舞台でも代名詞の「お化けフォーク」が冴えまくっている千賀だが、この日は三振を奪うと、会場の電光掲示板にフォークを持ったお化けのアニメーションが出現。さらにその背景には、日本の老舗ゲームメーカーSEGAを模して「SENGA」とのロゴがデザインされていた。
 
 同演出を目の当たりにしたメッツの地元放送局『SNY』は、試合途中に公式ツイッターを更新し、「シティ・フィールドでは、三振を取るごとにお化けフォークSENGAのアニメーションが流れる」と記述。現地で撮影された実際の映像を共有すると、これには野球ファンだけでなく、米記者やアナリストからも反応が寄せられている。

 とりわけMLB公式サイトに寄稿するマイケル・クレア記者は、『SNY』の投稿を引用したうえで、ひとこと「私は夢中だ」とツイート。米スポーツチャンネル『FOX Sports』のアナリストを務めるベン・バーランダー氏は、「コウダイ・センガの三振に“お化けフォークアニメーション”?! 気に入った」と呟いており、メディア関係者の間でも好評のようだ。

 新天地でも温かく迎えられている様子の千賀。メジャー1年目からどこまで存在感を示していけるだろうか、今後のハイパフォーマンスも楽しみでならない。

構成●THE DIGEST編集部

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