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ヌートバーが右翼線ライナーをスーパーキャッチも… 味方の打撃妨害で“幻のファインプレー”に。打撃では1安打1打点3四球の活躍

THE DIGEST編集部

2023.04.29

2打数1安打1打点3四球と結果を残したヌートバー。守備でも華麗なプレーで魅せたが…。(C) Getty Images

2打数1安打1打点3四球と結果を残したヌートバー。守備でも華麗なプレーで魅せたが…。(C) Getty Images

 セントルイス・カーディナルスのラーズ・ヌートバーが現地時間4月28日、敵地でのロサンゼルス・ドジャーズ戦に1番・ライトでスタメン出場。守備で華麗なキャッチを見せたが、味方の打撃妨害で“幻のファインプレー”となってしまう一幕があった。

【動画】ヌートバー、スーパーキャッチも無情のノーカウント…
 5回裏、4-2とリードするドジャースの攻撃、1死一、二塁の場面で5番・ジェーソン・ヘイワードが5球目のカットボールを強振。強烈な打球がライト線へ飛んだが、これをヌートバーが鮮やかなジャンピングキャッチ。抜ければ長打となり二者生還となっていた可能性もあっただけに、カーディナルスにとってはビッグプレーとなったかに思われた。

 しかし、このプレーの直後にカーディナルス捕手のウィルソン・コントレラスのミットがヘイワードのバットに当たっていたことで打撃妨害の判定が下されてしまう。その結果、ヌートバーのスーパープレーは取り消され、ヘイワードが出塁し、ランナーもそれぞれ進塁することになってしまった。

 一連のプレーを米メディア『Jomboy Media』のポッドキャスト番組『Talkin’Baseball』の公式ツイッターが取り上げ、「ラーズ・ヌートバーが素晴らしいキャッチをしたがカウントされず、ウィルソン・コントレラスのグローブがバットに当たったことによる打撃妨害のため、ジェイソン・ヘイワードが一塁へ出塁した」と伝えている。

 先発のジャック・フラーティはこのプレーの直後の打者に死球を与え、押し出しで1点を献上するなど5失点。カーディナルスは8回までに2-7とリードを許したが、9回にヌートバーがセンター前へのタイムリー安打を放ち、5試合ぶりの打点で一矢報いる。しかしカーディナルスは3-7で敗れた。

 ヌートバーは2打数1安打1打点3四球と4度出塁し、1番バッターとしてリードオフの役割を果たしている。

構成●THE DIGEST編集部
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