4月30日、横浜DeNAが敵地で中日を相手に2対0で勝利し、同一カード3連勝を達成。今季初の7連勝を飾った。
横浜は左腕の東克樹が先発。初回から球の切れ味とコントロールが冴え、中日打線を手玉にとった。打線も東の好投に応え、5回に1死満塁と絶好のチャンスを作ると、4番の牧秀悟が中日の先発・高橋宏斗の4球目155キロの速球をセンターに弾き返す2点適時打を放ち、横浜が先制する。
好調な打線から援護をもらった東には、この2点で十分だった。27歳は中日打線を4安打に抑え、9回も三者凡退で試合終了。わずか97球、無四球で二塁も踏ませぬ完璧なピッチングで勝利を収めた。
東はルーキー時代の2018年5月16日の阪神戦以来の完封勝利を挙げ、今季3勝目をマークした。チームは7連勝を飾り、16勝7敗でセ・リーグ首位をガッチリキープ。貯金も今季最多「9」とした。
東は勝利インタビューで「ストライクゾーンにどんどん投げられたのが良かった」と97球の省エネ投球を振り返り、貴重な先制点を放った主砲の一打には「4番の牧が点を取ってくれると思った」と感謝を述べた。
5年ぶりの完封勝利については「意識はしなかったが、8回を投げ終えて続投する感じはしたので、最後の1イニングを集中して投げました」と明かした。27歳は「チームとしていい勢いがあるので、今後も首位をキープしたい」と言葉に力を込めて、インタビューを締めくくった。
今シーズン絶好調な横浜DeNAにファンも興奮しているようだ。SNS上では「横浜DeNAベイスターズ」がトレンド入り。「最高すぎる」「あずマダックス!ナイスピッチ!」「いつ優勝する?今年でしょ!!」「やばい!ガチで横浜が優勝しちゃう!」と破竹の7連勝を飾ったチームに喝采のコメントが相次いだ。
さらに絶好調のチームには、まだ強力助っ人がいる。2020年サイ・ヤング賞右腕のトレバー・バウアーが5月3日の広島戦で、ついに1軍デビューすることを三浦大輔監督が試合前に明らかにした。本拠地での1軍登板にファンも興味津々なようで「バウアーさん来たら、もう無双するんちゃう?」「チケットさっき覗いたら、立ち見も含めて完全に完売してた…」「思う存分大暴れしてくれ!」と期待の声が高まっている。
1998年以来日本一から遠ざかっている横浜。昨季はレギュラーシーズン2位ながらクライマックスシリーズ・ファーストステージで阪神に敗れ、涙をのんだ。若手とベテランがうまく融合しチームは地力が付き、今は付け入る隙がない。今年の横浜DeNAは、ひと味違うかもしれない。
構成●THE DIGEST編集部
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横浜は左腕の東克樹が先発。初回から球の切れ味とコントロールが冴え、中日打線を手玉にとった。打線も東の好投に応え、5回に1死満塁と絶好のチャンスを作ると、4番の牧秀悟が中日の先発・高橋宏斗の4球目155キロの速球をセンターに弾き返す2点適時打を放ち、横浜が先制する。
好調な打線から援護をもらった東には、この2点で十分だった。27歳は中日打線を4安打に抑え、9回も三者凡退で試合終了。わずか97球、無四球で二塁も踏ませぬ完璧なピッチングで勝利を収めた。
東はルーキー時代の2018年5月16日の阪神戦以来の完封勝利を挙げ、今季3勝目をマークした。チームは7連勝を飾り、16勝7敗でセ・リーグ首位をガッチリキープ。貯金も今季最多「9」とした。
東は勝利インタビューで「ストライクゾーンにどんどん投げられたのが良かった」と97球の省エネ投球を振り返り、貴重な先制点を放った主砲の一打には「4番の牧が点を取ってくれると思った」と感謝を述べた。
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今シーズン絶好調な横浜DeNAにファンも興奮しているようだ。SNS上では「横浜DeNAベイスターズ」がトレンド入り。「最高すぎる」「あずマダックス!ナイスピッチ!」「いつ優勝する?今年でしょ!!」「やばい!ガチで横浜が優勝しちゃう!」と破竹の7連勝を飾ったチームに喝采のコメントが相次いだ。
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1998年以来日本一から遠ざかっている横浜。昨季はレギュラーシーズン2位ながらクライマックスシリーズ・ファーストステージで阪神に敗れ、涙をのんだ。若手とベテランがうまく融合しチームは地力が付き、今は付け入る隙がない。今年の横浜DeNAは、ひと味違うかもしれない。
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