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「彼は日本とメジャーの架け橋だ」元巨人マイコラスが大谷翔平の“カリスマ性”に畏敬の念! 初対戦には「気持ちが奮い立った」

THE DIGEST編集部

2023.05.04

現地3日の試合で投げ合った元巨人のマイコラス(左)と大谷(右)。ともに勝敗はつかなかった。(C)Getty Images

現地3日の試合で投げ合った元巨人のマイコラス(左)と大谷(右)。ともに勝敗はつかなかった。(C)Getty Images

 記録を塗り替え続ける日本の偉才に、対戦相手も感服するしかない。

 現地時間5月3日、ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平は、敵地で行なわれたセントルイス・カーディナルス戦に「3番・投手兼DH」でフル出場。投げては5回(97球)、2本塁打を含む被安打5、13奪三振、4失点、与四死球2で勝ち負けがつかなかったものの、この試合で節目となる「メジャー通算500奪三振」に到達し、打っても5打数3安打1打点と活躍を見せた。

 ベーブ・ルース以来、史上2人目となる「100本塁打&500奪三振」を達成した大谷には、相手の先発右腕も賛辞を惜しまない。地元放送局『Bally Sports Midwest』は試合後、巨人でプレー経験があるマイルズ・マイコラスのインタビュー動画を掲載。二刀流スターとの初対戦について感想を問われた34歳は、「気持ちが奮い立った」と率直な心境を明かしている。

「日本で3年間プレーしたが、彼と顔を合わせることはあっても、対決したことがなかった」と続けたマイコラス。「打席に立つ彼を見るのは楽しい」と話したうえで、そのカリスマ性に畏敬の念を禁じ得ないようだ。

「彼が野球界のために成し遂げていることは、このスポーツを成長させ、 NPBの才能に人々の視線を向けさせるという点において本当に素晴らしい」
 
 また、5回2/3(103球)を投げ、被安打8、5奪三振、3失点と力投したマイコラスは、「彼は日本とメジャーの架け橋のような存在となっている。より多くの選手がこちらに来てくれることを願う」と期待を寄せる。そして「リーグトップの男が相手だと、より試合が楽しくなる」と話し、「我々は競争するためにここにいる。それがゲームを楽しくするんだ」と強調した。

 なお、勝ち投手の権利を持って降板しながらも、勝ち負けがつかなかったマイコラス。打者・大谷に対してはこの日、3打数2安打という結果に終わっている。

構成●THE DIGEST編集部

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