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MLB

「マサタカは彼に夢中さ」吉田正尚が心底憧れる“フィリーズ天才打者”との直接対決に米記者陣も大注目!「愛犬にも愛猫にも名前を…」

THE DIGEST編集部

2023.05.06

名手ハーパー(右)に憧れを抱いてきた吉田(左)。メジャー初対決の行方やいかに!? (C)Getty Images

名手ハーパー(右)に憧れを抱いてきた吉田(左)。メジャー初対決の行方やいかに!? (C)Getty Images

 現地5月5日から、6連勝と波に乗るボストン・レッドソックスは敵地でのフィラデルフィア・フィリーズとのインターリーグ(交流戦)3連戦に臨む。

 その第1戦を前に、にわかに注目を集めているのが、レッドソックスのルーキーで目下飛ぶ鳥を落とす勢いの吉田正尚を巡るエピソードだ。対戦するフィリーズには“ショーマン”ことブライス・ハーパー外野手がいる。現在30歳のスーパースターは、実は吉田がこよなく愛する憧れのスラッガーなのだ。
【画像】吉田正尚が“ハーパーのユニ”を着て愛犬を抱き、ニッコリ微笑む一枚をチェック!

 新人王に2度のMVP受賞など、長年に渡って天才打者として名を馳せてきたハーパー。吉田は同じ右投左打の千両役者への憧憬を隠すことなく、オリックス時代は2021年まで同じ背番号34を選んでいたほど。愛犬の名がハーパーで、愛猫の名がブライスというこだわりようだ。

 昨年11月にハーパーがトミー・ジョン手術を受けたため、アメリカ代表として出場予定だったワールド・ベースボール・クラシック(WBC)での対戦は叶わず。今回の交流戦もシーズンで3試合しか予定されていないため、ハーパーは間に合わないものと考えられていた。

 ところが、夏の復帰を目途にリハビリしていたハーパーがわずか160日で戦列に帰還。現地5月2日のロサンゼルス・ドジャース戦からDHでさっそく試合出場を果たすと、翌3日のゲームでは3打数3安打と気を吐いた。どうやら待望の初対決が実現しそうだ。

 米メディア『The Athletic』でレッドソックス番のジェン・マッカフリー記者は「オリックス入団が決まったアダム・ジョーンズが来日したとき、彼はとある選手が周囲から“ハーパーさん”と呼ばれ、背番号34を付けていることに気づいた。もちろんハーパー本人ではなく、それがマサタカ・ヨシダだったの」と逸話を紹介した。

 さらに「犬と猫にハーパーの名前をつけて、インスタグラムのアカウント名は『@BH_Masataka34』で、ハーパーのイニシャル付き。ヨシダは『彼と戦えるなんて本当に光栄です』と楽しみにしているわ」と綴った。
 
 レッドソックス専門ポッドキャスト番組『Name Redacted Podcast』で司会を務めるタイラー・ミリケン氏は「いよいよマサタカ・ヨシダは“夢中”になってきたハーパーと今夜対戦する。最高にクールな瞬間になりそうだ」とツイート。MLB公式サイトのマイケル・クレア記者は、過去に吉田がインスタに投稿した写真を掲載。ジョーンズにもらったハーパー直筆のサイン入りユニホームを着込み、愛犬を抱っこしているカットで、クレア記者は「なんとかこの週末、ふたりで会って談笑でもしてほしいものだ」と呟いた。

 はたして吉田とハーパーの交流はあるのか。そして14試合連続安打中と絶好調のサムライと、MLB最強スラッガーのひとりの打撃対決やいかに!? 試合は日本時間の8時5分スタートだ。

構成●THE DIGEST編集部

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