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「時速110.2マイルの二塁打だぞ!」大谷翔平の2打席連続タイムリーにエ軍番記者が大興奮!打率も3割に復帰!!

THE DIGEST編集部

2023.05.09

2打席連続二塁打を放った大谷。打率も3割に復帰した。(C) Getty Images

 現地5月8日、ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平が本拠地でのヒューストン・アストロズ戦に「3番・指名打者」で先発出場。2打席連続となるタイムリー二塁打を放つなど、4打数2安打で2戦連続マルチ安打を記録。チームも6対4で接戦を制した。

 大谷は初回1死一塁の第1打席は左飛に倒れたが、2点を追う3回の第2打席に火を噴いた。1死一、二塁のチャンスに5球目のカーブを中前へ運ぶ適時二塁打。2試合連続の打点をマークし1点差に迫る。続く4番のアンソニー・レンドーンにもタイムリーヒットが出て、この回エンジェルスが同点に追い付いた。

 5回に勝ち越されたエンジェルスだったが、その裏に先頭打者のテイラー・ウォードが二塁打で出塁。続くマイク・トラウトが二ゴロの間にランナーが進塁。同点のチャンスで大谷に打席が回ってきた。初球を見逃した二刀流スターは真ん中に甘く入った2球目のスライダーを捉え、右中間のフェンス直撃のタイムリー二塁打を放ち、試合をふたたび振り出しに戻した。

 7回の第4打席は左飛に倒れたものの、8回に6番ブランドン・デュルーリーが適時三塁打で勝ち越すと、続くマット・サイスも中犠飛を放ち2点のリードを奪った。最後は守護神のカルロス・エステベスが試合を締め、6対4でエンジェルスが接戦をものにした。
 
 大谷の2打席連続タイムリー二塁打に現地記者も興奮している。まず、 同点のきっかけとなる3回の適時打について、米紙『Los Angeles Times』などに寄稿するサラ・バレンズエラ氏は「ショウヘイ・オオタニ、アンソニー・レンドーンが続けて打点を記録した」とツイッターに投稿。外角の緩いボールをうまくバットに当てた大谷の打撃を動画で添えて称えている。

 一方、5回に試合を振り出しに戻す貴重な同点二塁打に注目したのはMLB公式サイト『MLB.com』のエンジェルス担当レット・ボリンジャー氏だ。

 同氏は「ショウヘイ・オオタニがこの試合2本目となる適時二塁打を放ち、エンジェルスが4対4の同点で5回を迎えた」と大谷のバットでふたたび同点に追い付いた場面をリポート。続けて「(二塁打の打球は)時速110.2マイルの速度で飛び出した」と興奮。約177キロの"爆速打球"の間に三塁ランナーは悠々生還して同点のホームを踏んだと綴った。

 この試合の2安打で大谷は打率.301と再び打率を3割に乗せた。自らのバットでチームの連敗ストップに貢献した二刀流は明日9日(日本時間10日)に今季5勝目を懸けたマウンドに上がる。

構成●THE DIGEST編集部

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【動画】大谷翔平が2打席連続二塁打!