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MLB

「WBCでの振る舞いすべてが…」侍ジャパンと“兜パフォ”の関係性をMLB公式が指摘!独断ランキングでは2位に選出

THE DIGEST編集部

2023.05.10

数ある本塁打パフォでも、やはりこの“戦国兜”のインパクトが一番大きいか。(C)Getty Images

数ある本塁打パフォでも、やはりこの“戦国兜”のインパクトが一番大きいか。(C)Getty Images

 2023年シーズンのMLBで一大ムーブメントとなっているのが、ホームランを打った選手をアイテムとともに称えるユニークなセレブレーションだ。日本人ファンの間でもっとも有名なのは、大谷翔平を擁するロサンゼルス・エンジェルスが繰り広げる“兜パフォーマンス”だろう。

 MLB公式サイトのウィル・ライチ記者は「ピッチクロックやベースサイズの拡大など今季もMLBには新たな話題が提供されているが、一番記憶に残る楽しい発見は、ホームランセレブレーションだ」と切り出し、「2、3年前から盛り上がりはじめ、いまでは3分の1以上のチームが行なうようになった。球場での幸福感をさらに高めてくれるし、何よりはしゃいでいる選手たちが本当に子どものようだ」と記している。

 そんななか、ライキ記者は13チームのパフォーマンスを独断と偏見でランキング化。「最下位だからといって侮辱するつもりはない。アイスクリームの好きなフレーバーランキングだと思ってほしい」と前置きをしたうえで紹介している。

 1位に輝いたのはシアトル・マリナーズのアクアマンを想起させる「三叉槍」で、それに続く2位に食い込んだのがエンジェルスの「戦国兜」だ。ライキ記者は次のように評している。

「ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)はいろんな意味で極めてエキサイティングなものだった。間違いなくこの先何年も野球界に波及しつづけるだろう。なかでも日本代表がみせた優勝に至るまでのスリリングな興奮は、MLBでの日常にも継続されている。エンジェルスが披露するサムライ戦士のヘルメットは、オオタニとその仲間たちがWBCで行なったすべての振る舞いを論理的に延長したもので、スポーツマンシップをも象徴しているのだ」

 さらにライチ記者は、「WBCの最終打席でオオタニがマイク・トラウトから奪った三振はあまりにも有名だが、トラウトはオオタニと同じくらい(兜が)よく似合っている」と書き添えた。
 
 ちなみにボストン・レッドソックスは吉田正尚の代名詞である「マッチョダンベル」が6位にランクイン。そのほか、ライチ記者が選んだ「本塁打パフォーマンス・ランキング」は以下の通りだ。

1位:「三叉槍」 シアトル・マリナーズ
2位:「戦国兜」 ロサンゼルス・エンジェルス
3位:「モブスター・ジャケット」 シカゴ・ホワイトソックス
4位:「中世のふさふさ巻き毛カツラ」 ワシントン・ナショナルズ
5位:「投げ釣り」 ミネソタ・ツインズ
6位:「マッチョダンベル」 ボストン・レッドソックス
7位:「海賊の剣」 ピッツバーグ・パイレーツ
8位:「アイスホッケー」 デトロイト・タイガース
9位:「穴あきチーズヘッド」 ミルウォーキー・ブルワーズ
10位:「バイキング」 シンシナティ・レッズ
11位:「ソンブレロで仲間と記念撮影」 サンディエゴ・パドレス
12位:「キャッチャーマスク」 オークランド・アスレティックス
13位:「グラディエイター」 カンザスシティ・ロイヤルズ

構成●THE DIGEST編集部

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