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「オオタニにできないことは何もない」敵将も敬意を表す大谷翔平の“才能”「彼は野球をするのが大好きな大きな子供だ」

THE DIGEST編集部

2023.05.14

ガーディアンズ監督が大谷の才能について語った。(C) Getty Images

ガーディアンズ監督が大谷の才能について語った。(C) Getty Images

 今シーズンも米球界で異彩を放ち続ける二刀流スターに敵将も賛辞を贈っている。

 ロサンゼルス・エンジェルスは現地5月12日からアメリカン・リーグ中地区3位のクリーブランド・カーディアンズと3連戦を戦っている。初戦はガーディアンズが8回まで1点リードで迎えていたが、9回にエンジェルスが2点を奪い返し、5対4で逆転勝利を収めた。

 3連戦の初戦を落としてしまったテリー・フランコーナ監督だが、最も警戒を払っている選手に、この日ノーヒットに抑えた「ショウヘイ・オオタニ」を挙げている。大谷はクリーブランドでのシリーズには登板しない見込みだが、だからといってガーディアンズを率いる63歳の名将は、気を緩めていない。

 試合前、同監督は地元放送局『Cleveland19』の取材に対し、今季の大谷について「オオタニにできないことはない」と評しており、今季46イニングで66個の三振を奪うなど、4勝1敗、防御率2.74とより進化している”投手・大谷”について「彼の投球内容を見たけど、バカげているよ」と語り、「彼はグラウンドを打って、走っている。オオタニにできないことは何もない。とても印象的だし、感動を越えている」とその存在に敬意を表した。

 さらに、「エンジェルスのフィル・ネビン監督と話した限りでは、オオタニは野球をするのが大好きな、大きな子供だそうだ」と嬉しそうに話したという。
 
 そんな野球大好きな大谷に対し、クリーブランドを本拠地にするニュースメディア『Cleveland.com』が興味深い記事を配信した。記事の数字は12日の試合前時点だが、大谷とガーディアンズとの対戦成績について記載されており、「オオタニはクリーブランドとの対戦成績は、23試合で打率.302(86打数26安打)、二塁打が4本、ホームランが7本、打点15である」とガーディアンズ戦に、大谷はめっぽう強いと強調している。

 続けて、「2018年4月にクリーブランドの先発ジョシュ・トムリンとコリー・クルーバーに対して、彼はメジャーリーグ初の2本塁打を記録し、同年末にはマイク・クレビンジャーに対して初のマルチホームランを放った」と記し、大谷がその打棒をガーディアンズ相手に遺憾なく発揮していると記している。

 この事実に対し、フランコーナ監督も「いい気分ではないね」と語り、今シリーズは二刀流スターに対し、最大の警戒を払っていると言及している。

 12日、ガーディアンズとの初戦は2打数ノーヒットも2四球に加え、打撃妨害で3出塁を果たした大谷。データが示す通り、背番号17のバットはプログレッシブ・フィールドで火を噴くのだろうか。

構成●THE DIGEST編集部

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